4月2日(月)、桜の花吹雪が舞う晴天の中、大阪体育大学は今年735名の新入生が入学式を迎えました。
その後、スポーツ特別AO入試で合格した138名とその保護者を対象にオリエンテーションを開催。それぞれの競技での高いパフォーマンスをめざし、また「不断の努力により智・徳・体を修め社会に奉仕する」という建学の精神を以て大体人となる心得を聴講し、その想いも新たとなりました。
まず初めに『スポーツ特別AO入試入学者としての心構え(自覚と責任)について』と題し宍倉保雄スポーツ局長が登壇。新入生に対し「大阪体育大学は、各種目の専任の先生が付ききりで指導することが特徴の大学。しかし決して受け身になるのではなく、自分の考えのもと競技力を伸ばしてもらいたい」とメッセージ。保護者に向けては「大阪体育大学は皆様のお子様方を大切に預からせていただく。競技力を高めるだけではなく、人間としての成長なくして競技力の向上はないと考えており、その中でさまざまな悩みを抱えると思うが、目標を持ち、判断力を備えた一人の自立した人間として成長していく姿を見守ってほしい」と挨拶。さらに「スポーツ局は、指導者が主役である学生アスリートの支援をしていく組織。第一期である皆さんを迎えられたことは非常に喜ばしい」と話しました。
続いて梅林薫スポーツ科学センター長は『競技力向上に必要なトレーニング、コンディショニングについて』と題した話の中で、「トレーニングとは、技術・体力・メンタルすべてがあてはまる。めざすはパフォーマンスを発揮する場・試合で最高のコンディショニングに持って行くことが重要。それをしっかりと学んでほしい」とコメントしました。
締め括りとして登壇した浦久保和哉スポーツ局統括ディレクターは『スポーツ局の取り組みについて』と題し、本学の成り立ちからスポーツ局開局までを解説。「この大学が中学・高校と決定的に違うのはスポーツに関する『研究』を行っているところ、その知見を競技力の向上のためにも存分に活用してほしい。皆さんをはじめ、様々なアスリートを受け入れる形でのスポーツの拠点づくりに取り組むことを2024までに取り組んでいきたい。また、競技力の向上のみならず、安心安全なスポーツ環境の整備をめざしスポーツ局を立ち上げた。それを踏まえ、人材育成と勝てる強い大体大を作らなければならない。ぜひ大体大DASH選抜アスリートをめざし、一緒に大体大を牽引してほしい」と語りました。
最後に学歌斉唱、期待と緊張が入り交じるフレッシュな雰囲気の中で会は幕を閉じました。
入学された生徒の皆さんには、これからの4年間、大いに励み、大いに活躍することを祈念いたします。
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