大阪体育大学バレーボール部女子とテニス部女子が、古くなり廃棄する予定だったバレーボール、テニスボールを大学がある大阪府熊取町の小中学校に寄贈しました。
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寄贈されたボールを手にする熊取町の中学生
熊取町立中央小学校には、バレーボール部女子監督の長江晃生准教授と松永あやめ主将(体育学部3年、済美)、テニス部女子の上村倫実さん(同、桜宮)、春貝地佐奈さん(同、安田女子)が訪れ、6年生4人にバレーボール6個、テニスボール150個を手渡しました。
また、他の小学校3校、中学校3校にも届けられ、合わせてバレーボール24個、テニスボール1050個が寄贈されました。
大阪体育大学は、スポーツを通じて持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指す「スポーツSDGs」を推進しています。熊取町の小中学校では、教室の机や椅子の脚にクッションとしてテニスボールが使われていたことから、スポーツ資源のリユース(再利用)として、バレーボールと合わせて寄贈することになりました。
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寄贈されたボールを手にする熊取町の小学生
長江准教授は「近隣にある大学・学校同士お互いにメリットがあるので、もっと連携を深めて、このようなつながる機会を増やしていきたい」、松永主将は「自分たちが使っていたボールを有効利用してもらえるのがうれしい」、上村主将は「毎月50球ほどテニスボールを入れ替えるので、この取り組みをクラブで続けていきたい」と話しています。
一方、熊取町教育委員会学校教育課の義本翼指導グループ長は「SDGsの一環として児童・生徒が実感しやすく、生きた教育となるのでありがたい」と教育的な効果に期待します。ボールを受け取った児童は「バレーボールやドッジボールをして楽しみたい」と笑顔でした。
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