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2024.12.09

日本生涯スポーツ学会で大学院・端岡さんが最優秀賞。日本スポーツ心理学会で大学院・藤原さん、山口さんが優秀発表賞を受賞

 「第26回日本生涯スポーツ学会」が10月、流通科学大学で開かれ、ポスター発表の大学院生部門で大学院博士前期課程2年の端岡里紗さんが最高位となる最優秀賞を受賞しました。
 また、9月に広島大学で開かれた「日本スポーツ心理学会第51回大会」では、大学院博士前期課程2年の藤原由規さんと同課程2年の山口栞さんがポスター発表部門で、優秀発表賞を受賞しました。
<記事は下に続きます>
日本生涯スポーツ学会で大学院・端岡さんが最優秀賞。日本スポーツ心理学会で大学院・藤原さん、山口さんが優秀発表賞を受賞
 端岡さんは小菅萌研究室の所属で、研究発表の題目は「スポーツ場面における自信について~ジェンダーによる違いの検討~」。競技スポーツの経験がある大学生を対象に女性アスリートと男性アスリートの自信の情報源と自信の違いについて研究しました。
 端岡さんは「私個人としては、初めての発表でした。前日まで小菅先生にアドバイスをもらうなどいろんな人に助けてもらい、当日は先生をはじめ小菅研究室の仲間たちも見に来てくれたので堂々と発表することができました。今後さらに発展させた研究に取り組んでいきたいと思います」と話しています。
▼日本生涯スポーツ学会HP
https://jsls.jp/prize.html

大学院博士前期課程2年の端岡里紗さん(右)、小菅萌准教授(左)

大学院博士前期課程2年の端岡里紗さん(右)、小菅萌准教授(左)

 藤原さんと山口さんは土屋裕睦研究室の所属です。藤原さんの研究発表の題目は「大学⽣アスリートにおける⼼理的安全性と⾃⼰調整学習の関連—基本的⼼理欲求に着⽬して—」。チームに対してリスクをとっても大丈夫(心理的安全性)と認識することで、選手が能動的に練習に取り組むこと(自己調整学習)ができるようになるという関係性について基本的心理欲求に着目し、研究しました。
 藤原さんは「日本スポーツ心理学会での発表を一番の目標にしていました。研究をしていてどこがゴールか分からなかったが、こうして形となり、優秀発表賞をいただき大変光栄に思います。大学院を修了したあと教員になるということから、教育現場で『自己調整学習』が主体性という言葉に置き換えられて求められているということもあって、このテーマを選びました。今後自分が体育教員としてや部活動で指導していくうえで軸になるところだと思います」と話しました。
 山口さんの研究発表の題目は「大学生アスリートにおけるNegative Capabilityとバーンアウト傾向の関係」。曖昧さや不確実性をあえてそのままにして、答えを出さずにいられる能力であるNegative Capabilityと感情的・身体的疲労感などの症状が現れるバーンアウト傾向(燃え尽き症候群)の関係について研究しました。
 山口さんは「最初は信じられなかったけれど、賞状が送られてきてやっと実感が湧きました。日本スポーツ心理学会で賞を取ると決めてこの研究に取り組んだが、途中この研究を続けてもいいのかと悩んでいる時期もありました。いろんな人に助けられて発表することができたので、今はみんなに感謝しています」と受賞を振り返りました。
▼日本スポーツ心理学会HP
https://www.jssp.jp/04oshirase/20241025taikai_award.pdf

左から大学院博士前期課程2年の藤原由規さん、土屋裕睦教授、同課程2年の山口栞さん

左から大学院博士前期課程2年の藤原由規さん、土屋裕睦教授、同課程2年の山口栞さん

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