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2024.08.10

この夏最後のオープンキャンパスに過去数年で最多の657組 高校生10人の感想+MOVIE~地震対策を徹底し開催

 この夏最後となる大阪体育大学オープンキャンパスが8月10日、開催され、午前・午後の部にこの数年間で最も多い657組の参加申し込みがありました。
 ※参加した高校生10人の感想は末尾に

過去数年で最多の参加申し込みとなったオープンキャンパス


受付では、大学案内など多数の資料などが学生チーム「Bowcan’s」のスタッフから手渡された

 2日前の8日、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されました。本学は標高約100mの高台にあり、本学がある熊取町は津波の浸水想定域から外れていますが、最大で震度5強から6弱の揺れが想定されています。
 本学では、オープンキャンパス中に地震が発生した場合、第1次避難場所の中央棟前スペース、教育学部前スペースなどから最終避難場所の陸上競技場に至る避難経路への誘導、各運営スタッフの役割など安全対策を再確認したうえで、オープンキャンパスを実施しました。

地震発生時の最終避難場所となる陸上競技場


 ウェルカムスピーチでは、原田宗彦学長が冒頭、参加者に最終避難場所が陸上競技場であることなど安全対策を説明し、「本日のオープンキャンパスは安全を第一に運営していきます」と話しました。
 その後、本学の歴史や特長、テーマワードの「本物を学び、極める」、大学が重視する「学生センタード」の考え方などについて説明しました。

原田宗彦学長がウェルカムスピーチの冒頭で「本日のオープンキャンパスは安全を第一に運営していきます」と話す


メーン会場のL201は満席となり、3階のL301も使用された


 スポーツ科学部の三島隆章学部長は2年次から始まる「デジタルスポーツ論」の概要などについて説明しました。

スポーツ科学部の概要を説明する三島隆章学部長


 また、バスケットボール部女子が強化合宿をしている石川県津幡町の体育館とオンラインで結び、同部でアナリストなどを務める中埜優さん(体育学部3年、香里ヌヴェール学院高校出身)にインタビュー。中埜さんは今年2月に本学で実施したアナリスト養成講座への参加をきっかけに、インターンシップでWリーグ・トヨタ紡織サンシャインラビッツのサマーキャンプに帯同した経験などを話し、参加した高校生に「大体大は、いろいろなスポーツや経験をした人と関われて、自分の世界を広げることができる場所です。ぜひいっしょに学ぶことができたら」と語りかけました。

合宿先からオンラインで三島学部長と話すバスケットボール部女子アナリスト・中埜優さん


 教育学部の金子勝司学部長はリーフレットを元に教育学部の特長を説明し、5人の元校長ら教員が少人数教育で教員採用試験対策を徹底することで、高い合格率につなげている点を強調。「『体育に強い先生』『特別な配慮ができる先生』を育てている点が教育学部の強みです」と話しました。

教育学部の概要を説明する金子勝司学部長


 司会は、小作優貴さん(体育学部2年、渋谷高校出身)が務めました。

司会を務める小作優貴さん


 10日限定のスペシャルイベントとして、「体力テスト対策体験」が実施されました。11月6~7日の学校推薦型選抜・体力評価型では、体力テスト(配点100点)として15m往復走、メディシンボール背面投げ、立ち三段とびが実施されます。本学は、記録ごとの得点を記した評価表を今年、全国で初の試みとして公開しました。この日の「体力テスト対策体験」では、足立哲司教授(トレーニング科学)が各種目の計測の仕方や記録を上げるための効果的な練習方法などを説明。参加者が実際に各種目に挑戦し、学生スタッフらが計測して記録を発表していきました。

体力テスト対策体験で各種目の計測方法などを学生スタッフとともに説明する足立哲司教授

体力テスト対策体験で、15m往復走に挑戦する高校生

体力テスト対策体験でメディシンボール背面投げに挑戦する高校生


 体験授業では、スポーツ科学部・冨山浩三教授の「LAドジャースが目標達成のために行っていること」(午前)、友金明香准教授の「スタミナとは」(午後)、教育学部・片山繁一教授の「魅力いっぱい小学校の先生」(午前午後)を多数の参加者が聴講。参加者が想定よりも増えたため、開催教室は大型の教室に変更されました。キャンパスツアーでは、学生スタッフの先導で参加者が学内の施設を見学しました。

 参加された高校生10人のオープンキャンパスの感想は以下の通りです。
<高校生10人に聞きました>(高校の所在地、学年、性別、所属クラブの順)
◆大阪府 3年生 男子 硬式野球部
 ここの大学に来たいと思っていて、2日のオープンキャンパスも参加した。抽選会で1等(オリジナルシェイカー)が当たり、運があるのかな。ウェイトルーム(S&Cルーム)はとてもきれいで、トレーニングしていた大学生のおもりの重さが桁違いだった。
◆大阪府 3年生 女子 アーチェリー部
 春に続いて2回目の参加で、楽しかった。スポーツ科学部を志望していて、就職状況や授業の内容が聞けて良かった。大体大にアーチェリー部はないが、大学では別のスポーツに挑戦したい。
◆大阪府 1年生 男子 バドミントン部
 初めて大学のオープンキャンパスに参加した。施設がすごく整っていて驚いた。トレーニング施設や診療所もあり、すごいなと思った。
◆大阪府 2年生 女子 ハンドボール部
 体力テスト対策体験に参加したが、とても緊張した。大学で印象に残ったのはグラウンドの大きさ。
◆大阪府 3年生 男子 ハンドボール部
 いろんな施設が充実していて、キャンパスはとても楽しそうに感じた。食堂も充実していたし、体育館も良くて、クラブをしやすそうな雰囲気。
◆兵庫県 3年生 男子 硬式野球部
 総合大学と違って、体育のいろいろなことを学べそうな点が一番印象に残った。体育教師になる夢があるので、教員免許を取れる大学は一通り見ておきたい。
◆広島県 3年生 女子 ソフトテニス部
 教育学部で保健体育と特別支援学校の教員免許を取りたい。個別相談で教育学部の先生から実技のカリキュラムのことなどを教えてもらい、他の大学よりも実技をちゃんと学べそうだと思った。
◆香川県 3年生 女子 バレーボール部
 オープンキャンパスは2回目の参加。体力テスト対策体験に参加したが、周りの人のレベルが高かった。他の大学と迷っているが、他大学に比べて教育内容がとても魅力的に感じている。
◆愛媛県 3年生 男子 陸上部
 楽しかった。体力テスト対策体験は、ルールなどは自分が思っていたのと違っていたので、参加して良かった。大学に入っても陸上を続けたい。
◆福岡県 3年生 女子 ソフトボール部
 大学のいろいろなところを知ることができ、とてもいい経験になった。リハビリできる施設(ATルーム)を見て、けがをした時にサポートしてもらえると聞いて、とてもいいなと思った。

スポーツ科学部の体験授業「LAドジャースが目標達成のために行っていること」


体験授業で講義するスポーツ科学部・冨山浩三教授


教育学部の体験授業「魅力いっぱい小学校の先生」

体験授業で講義する教育学部・片山繁一教授

キャリア支援説明をする木谷法子教職支援センター長

20万5000冊の蔵書がある図書館を見学する参加者

キャンパスツアーでATルームを見学する参加者

スポーツ科学部の相談コーナーで相談に応じる伊原久美子教授。奥は三島隆章学部長

教育学部の相談コーナーで説明する植木章三副学長(前教育学部長)

就職サポート相談コーナーでは、キャリア支援部のスタッフらが相談に応じる

現役学生に何でも相談できるフリートークコーナーも

入試説明・キャリア支援の映像説明コーナー

◆この夏のオープンキャンパス◆

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