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2024.08.04

女子野球W杯決勝 日本は米国を11―6で降し7連覇 本学・白石はMVPと首位打者に

 カナダ・サンダーベイで開催中の第9回WBSC女子野球ワールドカップファイナルステージは8月4日(日)午前4時(日本時間)から決勝が行われ、リーグ戦2位の日本と1位の米国が対戦。日本は11―6で勝ち、7連覇を達成しました。本学の白石美優選手(体育学部4年、福知山成美高校出身)がMVPと首位打者に輝きました。
 日本は三回、只埜榛奈選手(東海NEXUS)の適時打、川端友紀選手(九州ハニーズ)の2点本塁打などで4点を先取。四回は無死一塁から白石選手が四球でつなぐなどして満塁とし、岩見香枝選手(埼玉西武ライオンズ・レディース)、三浦伊織選手(阪神タイガースWomen)の2スクイズなどで3点を追加。五回も白石選手の右前適時打などで4得点。先発の清水美佑選手(読売ジャイアンツ)は五回途中まで4失点に抑え、継投で逃げ切りました。

 侍ジャパン女子代表「マドンナジャパン」には、大阪体育大学から白石選手が外野手、横井光治監督がコーチで参加しています。白石選手は6番左翼で先発出場。第1打席(二回)は中飛、第2打席(四回)は四球、第3打席(五回)は右前適時打、第4打席(六回)は三振でした。
 白石選手は初戦の台湾戦は途中出場でしたが、2戦目以降、先発出場。6試合通算で16打数9安打8打点、打率5割6分3厘と侍打線をけん引。主催のWBSC発表の打撃上位成績で打率は台湾選手と並び、首位打者に。安打数は1位タイ、打点は2位、長打率(SLG)も8割1分3厘でトップと目覚ましい成績を残しました。
  
 白石選手は京都・福知山成美高校出身。プロチームの京都フローラ、愛知ディオーネで計3年プレーし、2021年、大阪体育大学に入学。その年の9月の全日本大学選手権(インカレ)初優勝に貢献しました。昨年の女子野球アジアカップから侍ジャパン女子代表に選出されている。大学でのポジションはセンター。
 
 また、横井監督は大阪体育大学教育学部講師。2011年、硬式野球部女子の監督に就任し、2021年、全日本大学選手権初優勝を果たしました。全国女子硬式野球連盟理事、全国大学女子硬式野球連盟副理事長を務め、侍ジャパン女子代表強化委員。

<日本戦いの跡、白石打撃成績=準決勝まで>
 【日本戦績】     【白石成績】
<リーグ戦>
〇9-4台湾     途中出場 1打数0安打
〇7-6カナダ    2番左翼 2打数2安打
(延長八回)    
〇11―0ベネズエラ  7番左翼 3打数3安打3打点
〇10―0メキシコ   6番左翼 3打数2安打2打点
●3-4米国      6番中堅 4打数1安打2打点
(延長八回)
<決勝>
〇11ー6米国      6番左翼 3打数1安打1打点
            通算  16打数9安打8打点 打率5割6分3厘

決勝スコア
決勝ハイライトMOVIE
WBSCサイト記事
侍ジャパン女子代表サイト
個人打撃上位成績
大会関連サイト決勝写真集
大阪体育大学硬式野球部女子
読売新聞記事

白石美優


横井光治監督

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