7月28日(日)から8月4日(日)にかけて、カナダ・サンダーベイで開催される「第9回WBSC女子野球ワールドカップファイナルステージ」に出場する侍ジャパン女子代表の白石美優選手(体育4年、硬式野球部女子)。
これまで、侍ジャパン女子代表として、昨年の「第3回BFA女子野球アジアカップ」と「第9回WBSC女子野球ワールドカップ・グループB」にも出場し、勝利に貢献しました。
大会7連覇がかかるワールドカップファイナルステージに向けた意気込みなどを白石選手に聞きました。
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○硬式野球部女子 白石美優(しらいし・みう)選手○
京都・福知山成美高校出身。プロチームの京都フローラ、愛知ディオーネで計3年プレーし、2021年に本学に入学。その年の9月の全日本インカレ初優勝に貢献しました。昨年の女子野球アジアカップから侍ジャパン女子代表に選出されています。ポジションはセンター。
——いよいよW杯ファイナルステージが開催される。
徐々に調子が上がってきている状態なので、このまま調子を維持して、しっかり大会に挑めるように調整していきたいです。他国の選手に日本の野球の技術をしっかりと見せつけたいと思っています。
——昨年のアジア杯とW杯グループステージに続き、3回目の侍ジャパン女子代表選出となる。
選ばれた時は安心したというか、「世界の選手とまた戦える」と一番に思いました。トレーニング量もですが、しっかり練習してきたので、そういったところが選出につながったのかなと思っています。特に打撃、打ち分けができていることを評価してもらえたと思います。
——W杯グループステージから1年ほどが経過した。ファイナルステージに向けた強化策は。
冬を越すというところもあったので、次のシーズンを戦い抜くための体力を作っていきました。調子の維持としっかりとした体を作ること。その分、筋肉量も増えて、春先は飛距離が伸びたりして、トレーニングをやってきて良かったなと実感しました。
——最終学年で迎えるW杯ファイナルステージ。大学にどんな学びを持って帰りたいか。
ジャパンの選手はみんなアップの入り方から違いますし、一つ一つのメニューに対しての意気込み・集中力が全く違います。そういったところを硬式野球部女子のメンバーに伝えていきたいと思っています。なかなか伝えきれない部分もあるので、しっかり姿勢で見せていきたいです。
——W杯ファイナルステージに向けて、意気込みは。
昨年のアジア杯は香港で開かれたので、時差があまりなかったのですが、W杯ファイナルステージが開かれるカナダは13時間の時差があり、どんな状況になるかわからないので、向こうに行ってからの状況を把握して挑んでいきたいです。
——これまで女子野球の認知度向上をめざす活動を熱心に行ってきた。ファイナルステージでどのようなことを期待するか。
女子野球はこういうものだとしっかり伝えていきたい。まずは女子野球を見てもらうというところで、楽しさや魅力を感じてもらいたいと思っています。
——どんな姿をみんなに見てほしいか。
走攻守の全てを見てもらいたいのですが、全力プレーであったり、隙をねらう走塁、細かいプレーで得点に絡むところ、チャンスでの1本であったり、一つ一つのプレーを見てもらいたいです。
——7連覇がかかる大会になる。
歴代のジャパンの方々が築いてきた歴史を受け継げるように、7連覇をめざして頑張りたいと思っています。
☞ 28日から女子野球W杯ファイナルステージ始まる
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