NEWSお知らせ

学内トピックス

2024.07.20

夏のオープンキャンパスがスタートしました

 夏のオープンキャンパスが7月20日(土)、熊取キャンパスでスタート。この日は午前、午後の部に多数の高校生やご家族が参加しました。
 運営の中心は学生チーム「Bowcan’s」(ボーキャンズ)約30人が務め、受付や誘導、説明会での司会などを担当しました。

オープンキャンパスの運営の中核となった学生チーム「Bowcan’s」(ボーキャンズ)


受付では、大学案内など多数の資料などが「Bowcan’s」の学生スタッフから手渡された



 メーン会場のL号館では、午前10時から説明会が始まり、司会は、体育学部2年の阪本京香さん(京都・日吉ケ丘高校出身)が務めました。

夏のオープンキャンパスには多数の高校生・家族らが詰めかけた


司会を務める阪本京香さん(体育学部2年、京都・日吉ケ丘高校出身)



 原田宗彦学長はウェルカム・スピーチに臨み、1965年の開学から今年のスポーツ科学部スタートまでの歴史を説明したうえで、「本学のテーマワードは『本物を学び、極める』です。教員資格を取れる大学は多いですが、教育実習に行くと、『体大から来た学生は断トツで能力が高い』と受け入れ先の学校から高く評価されています」と話しました。また、本学がめざす3つの本物として、教育力、研究力、社会貢献力を挙げ、さらに本学がめざすもう一つの目標として、「学生が伸びる大学」を強調。「授業やゼミ、インターン、実習、クラブ、学友会など学生が成長する機会が本学にはたくさん詰まっています」とし、「学生の皆さんが中心の『学生センタード』の価値観を大切にしていきます」などと参加者に語りかけました。

ウェルカム・スピーチに臨む原田宗彦学長


「本学のテーマワードは『本物を学び、極める』。教育力、研究力、社会貢献力が3つの本物」などと語った


<原田学長メッセージ>

 続いて、スポーツ科学部について三島隆章学部長が「プロ野球の球団がドローン映像やトラックマンで得たデータを分析するバイオメカニクス室をキャンプで設置し、高校の部活動でもスポーツを科学する動きが加速するなど、体育・スポーツを取り巻く環境は大きく変化しています。変化に対応するため体育学部からスポーツ科学部に組織が改正されました」と説明。2年次から始まる「デジタルスポーツ論」について、「フィジカルスポーツとeスポーツの融合」「VR/AR技術とスポーツへの応用」「メタバースとスポーツの未来」「スポーツ映像コンテンツの進化」などがテーマになると話しました。

スポーツ科学部の概要を説明する三島隆章学部長



タイダイトーク スポーツ科学部って?
<スポーツ科学部サイト>

 また、体育学部2年で、昨年のバスケットボールFIBA 3×3 U18ワールドカップで日本代表として銅メダルを獲得した三次真歩さん(広島皆実高校出身)が「大体大は部活動に力を入れているので、バスケットボール日本一になりたい思いで入学しました。体大ならではの知識を学ぶことができ、スポーツ栄養学ではアスリートに必要な栄養や食生活を知り、自分に活かすことができています。講義で身体機能について学び、けがや自分の体についても知ることができます」と学生目線での本学の特色などを説明しました。

大学での学びの魅力などを参加者に語るバスケットボール部女子の三次真歩さん(体育学部2年、広島皆実高校出身)


<3×3U18W杯銅メダル記事

 金子勝司教育学部長は教育学部の4コースの特徴や4年間の学びなどを説明。教育学部の特色として、どのコースに所属しても最大3つの教員免許を取得できることを挙げ、「少子化の影響で小中連携が今後、加速し、小学校で担任を務めながら中学校で体育を教えるようなケースも増えてきます。複数免許を取っておくことはますます重要になり、大阪府などでは教員採用試験で複数免許に加点するなどの優遇措置を取っています」と話しました。このほか、元校長の教員5人が対策を練り、教員採用試験に強いこと、配慮が必要な子どもたちに対応する特別支援の教育について学び、教育の幅が広がること、運動・スポーツを通して児童・生徒に寄り添える教員を養成することなどを特色として挙げました。

教育学部の概要を説明する金子勝司学部長


教育学部4コースの特徴を説明し、「どのコースででも最大3つの教員免許を取れることが大きな特色」と語った

<教育学部サイト>

 続いて藤平祐司キャリア支援センター長がキャリア支援について説明しました。今春、ミズノ株式会社に就職した体育学部・川﨑寛太さん、法務教官となった教育学部・山中彩友美さんのインタビュー動画を放映した後、今春の卒業生のデータとして、就職率は98・4%で、教員採用試験に延べ61名、公務員に98名が現役合格し、進路の主な内訳は教員30%、公務員10%、企業50%だったと説明しました。藤平センター長は、キャリア支援部の目標について「高校では知らなかった世界を大学でのキャリア教育・キャリア支援の中で知って学んで考えてもらい、希望進路実現のためのサポートをすること」とし、全学生を対象に2年後期にグループ面談、3年前期に個別面談を必ず実施するなど本学ならではの手厚いサポート体制を紹介しました。
キャリア支援について説明する藤平祐司キャリア支援センター長

藤平祐司キャリア支援センター長


説明では、今春卒業した学生へのインタビュー動画などが上映された


<ミズノ内定・川﨑寛太さんインタビュー>
<法務教官採用・山中彩友美さんインタビュー>
<キャリア支援センター>

 このほか、体験授業では、スポーツ科学部は近藤衣美講師が「スポーツに欠かせない栄養摂取」、冨山浩三教授が「LAドジャースが目標達成のために行っていること」、教育学部は浜上洋平准教授が「球技の授業のつくり方」のテーマで講義しました。

体験授業「スポーツに欠かせない栄養摂取」で講義する近藤衣美講師


「食事から摂取する栄養素のバランスは、体づくりや競技パフォーマンスにも深く関係します」などと説明された


<近藤衣美講師プロフィール>

体験授業「LAドジャースが目標達成のために行っていること」で講義する冨山浩三教授


授業では話題のトピックについて考え、「スポーツマネジメントとは、スポーツ組織が目標達成のために行うすべてのこと」などと説明された


<冨山浩三教授プロフィール>

体験授業「球技の授業のつくり方」で講義する浜上洋平准教授


授業では、球技の真の面白さである戦術的な面白さを伝えていない授業は「ダメ授業」の典型などと説明された


<浜上洋平准教授プロフィール>

 キャンパスツアーは、「Bowcan’s」 の学生スタッフの案内でプロチーム並の規模を誇るS&Cルームやワールプールなど最先端の設備がそろうATルーム、各競技施設などを見学しました。また、オープンキャンパスの開催時間中に多数のクラブがキャンパスで練習。参加者は希望のクラブの練習を見学していました。

キャンパスツアーは陸上競技場など屋外施設篇のほか、屋内施設篇、学びと生活コース篇、フリーコースの4つに分かれて、学生の案内で参加者が学内を見学した


キャンパスツアーを案内する「Bowcan’s」


<施設紹介サイト>
<施設空撮MOVIE>

 オープンキャンパスは、8月2日(金)、3日(土)、10日(土)にも開催されます。
オープンキャンパス情報

個別相談では両学部の教員やスタッフが入試、4年間の学び、キャンパスライフなど様々な質問に答えた


学生チーム「Bowcan’s」でチームリーダーを務めた京名遥仁さん(教育学部3年、大阪・いちりつ高校出身)


<京名チームリーダーインタビュー>

空くじなしの抽選会も


株式会社エイブルの協力で参加者にはアイスクリームが無料で提供された


プロテインサーバーで参加者にプロテインが無料で提供された

▲