小学生スポーツ体験プログラム「めざせスポーツマスター」が5月25日、スタートしました。この事業は、泉大津市教育委員会からの委託を受けて、本学社会貢献センターが実施する活動です。
第1回は、泉大津市立条南小学校で「チームワークを高めよう」をテーマに実施されました。仲間と協力して取り組む楽しさやわくわく感を味わってもらおうということが狙いで、学生や社会貢献センターのスタッフらと児童がいっしょにさまざまなゲームにチャレンジしました。
このプロジェクトは、市内の小学3年生以上の児童を対象に全8回行われます。昨年までは「泉大津市子ども体力向上プロジェクト」として遊びをとおした運動プログラムを実施してきました。今年は、新しい内容で企画し、運動が苦手な子どもたちにも、スポーツのさまざまな技術や経験をバランスよく身につけてもらうことを目的としています。
<記事は下につづきます>
はじめに、スポーツ科学部の冨山浩三教授(スポーツマネジメント)があいさつし、準備運動の後、約20人の児童を3つのグループに分け、冨山ゼミの学生がリーダーとして各班を引率しました。まずは、グループごとに1人ひとり順に輪をくぐるゲームをし、どうしたらもっと速く輪をくぐれるのかという課題に、どんな方法があるのか、みんなで意見を出し合いチャレンジしました。
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冨山教授と準備運動
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順に輪をくぐっていく児童
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速く輪をくぐる方法を思いつき、学生スタッフに説明する児童
次に小さい輪にボールを乗せて、それぞれ紐を持ちボールを落とさず運ぶゲーム。これは本学の学生も苦戦するほど難しいゲームですが、同じグループで話し合って、短時間でうまく運ぶことができました。
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紐を持ちボールを落とさず運ぶゲームに挑戦する児童
続いて、輪の中に数字の書いたカードをランダムに置き、1から順に踏むというゲームです。仲間が次のカードの場所を伝えたりしながら、タイムを競いました。
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次回は、プロのバレーボールチーム・堺ブレイザーズの指導で、ボールを打つ体験を予定しています。最終回の12月までパラスポーツ体験、ニュースポーツ、アウトドアなど多彩な内容が予定されています。
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