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2024.04.18

ハンドボール女子日本代表・楠本監督が野田理事長、原田学長に五輪最終予選の結果と退任を報告

 ハンガリーで開催されたハンドボール女子のパリ・オリンピック世界最終予選(4月12~14日)で日本代表女子監督を務めた楠本繁生スポーツ科学部教授が4月18日、野田賢治理事長、原田宗彦学長らに大会の結果を報告しました。
 日本は48年ぶりとなる自力での五輪出場を目指しましたが、4か国によるトーナメント1で1勝2敗、勝ち点2で3位となり、上位2か国に与えられるパリ五輪の出場権を逃しました。
 楠本監督は2021年東京五輪後に日本代表女子監督に就任し、本学ハンドボール部女子監督と兼務。世界最終予選では代表メンバー20名中、本学から体育学部4年の石川空、吉野珊珠選手のほか、卒業生13名が参加しました。

 楠本監督は吉野選手とともに野田理事長らを訪ねました。

 楠本監督は「自分の人生の中で、ハンガリー戦での敗戦の悔しさは、勝った喜びよりもずっと持ち続けると思います。代表監督をお受けしてからの2年半の間に、アジア大会、2回の世界選手権、今回の世界最終予選など数多くの国際大会があり、なかなかできない経験をさせていただきました」とこれまでを振り返ったうえで、「契約はパリ五輪までなので、退任させていただきます」と野田理事長、原田学長に伝えました。
 また、吉野選手は「初めての代表招集がいきなり五輪予選となり、これまでの人生でもないくらいに緊張しました。自分のプレーを出し切れなかったなど悔しさはありますが、自分のこれからについて次はこうしようなどとポジティブな気持ちもすごく強くなりました」と初代表を振り返っていました。

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