公立中学校の部活動指導を地域の文化・スポーツ団体などが担う「部活動の地域移行」が、令和5年度から段階的に始まり、様々な課題が見えてきています。
大阪体育大学では、学内事業「運動部活動改革プロジェクト」の一環として、中学などでの運動部活動の指導にあたる学生を育成しようと、学生を対象にした「グッドコーチ養成セミナー」を2021年度から開講しています。
このセミナーでは、学校教育やコーチングの基礎をはじめ、スポーツ倫理、スポーツマーケティング、体罰・ハラスメント、熱中症・スポーツ事故対策などを学び、一定の基準に達した学生には、修了証が発行されます。
また、トレーニングを積んだ学生は、自治体や地域スポーツクラブなどからの要望を受け、中学・高校などで部活動の指導にあたっていて、学生たちが知識や技術を活かして部活動の支援に貢献するとともに、スポーツ指導者としての実践的な学びにつなげています。
運動部活動改革プロジェクトのチームリーダーを務めるスポーツ科学部の中尾豊喜教授に、改めてグッドコーチ養成セミナーのねらいなどを聞きました。
☞ 運動部活動の指導者養成の実践(2) 運動部活動指導認定プログラム
☞ グッドコーチ養成セミナー
☞ 運動部活動指導認定プログラム
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