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令和5年度の第31回大学院修了式・第56回体育学部・第6回教育学部卒業式が3月19日(火)、大阪府泉佐野市のスターゲイトホテル関西エアポートで行われました。
修了生・卒業生は、大学院生は博士前期課程23名、博士後期課程3名、学部生は体育学部518名、教育学部136名で合わせて680名です。
式では、開式の辞が述べられた後、突然、司会が「時間を4年前に戻します」と宣言しました。卒業生は令和2年度の入学式が中止され、6月までキャンパスに入構できず、大学生活のほぼ4分の3をコロナ禍の制限下で過ごした学年です。司会が「ただいまより令和2年度入学式を執り行います。一同起立」と告げ、卒業生がどよめきながら立ち上がりました。原田宗彦学長が演壇の前に進み、「皆さんの入学を許可します。令和2年4月2日、学長、原田宗彦」と入学を許可。〝新入生〟を代表して体育学部4年の永野優希さんが「2020年は私たちの新たな門出になるはずでしたが、学業・部活動などまったく違う日々を送ることになるでしょう。しかし、私たちでしか得ることのできない経験を生かし社会の担い手となるべく日々精進することを誓います」と宣誓し、サプライズの入学式を終えました。
<サプライズ入学式の動画>
<西日本新聞朝刊1面コラム>
続いて修了式・卒業式が始まり、原田宗彦学長が博士後期課程の3名や博士前期課程と各コース代表の学生に学位記・卒業証書を授与し、スポーツや学業で優れた成績を収めた大島鎌吉賞、加藤橘夫賞などの63名を表彰しました。
原田学長は式辞に臨み、「皆さんの大学生活の4分の3は新型コロナの影響を受けて行動変容を迫られましたが、その中で新しい多くの学びを修めた皆さんを心から誇りに思います。ビジネスの世界では、将来の予測が困難な状態を表すVUCA(ブーカ)という言葉があります。SDG‘sの進展、オンライン授業などの急速なデジタルトランスフォーメーション(DX)など変化が加速し、不確実で予測困難な時代に生きる皆さんは、変化に対応する準備を怠らず、学び続けること、リスキリングが必要です。卒業式は学びの終着点ではなく新しい学びの出発点です。VUCAが増す社会で学びと好奇心を忘れることなく、さらに成長されることを望みます」とあいさつしました。
祝辞、記念品贈呈などの後、送辞は、在学生を代表して藤川奨太さん(教育学部3年)が務め、「先輩方から受け継いだ大阪体育大学の伝統を守り、さらなる発展に努めます」などと卒業生に感謝の言葉を送りました。
謝辞は、大学院総代・前川賀洋さん、体育学部総代・福田萌乃さん、教育学部総代・山下鉄平さんが務め、それぞれコロナ禍での学びを振り返り、恩師への感謝の思いや社会人としての決意などを語りました。
その後、学歌を清聴して閉式しました。
また、各コースなどに分かれた伝達式では、修了生・卒業生一人ひとりにゼミの指導教員らから学位記・卒業証書が授与されました。
伝達式の後は、謝恩会が5年ぶりに立食形式で開かれました。
※表彰された学生は次の皆さん(敬称略)
【大島鎌吉賞】9名
寺井捺貴(バレーボール部男子)=デフリンピック8位、藤井愛子、西川千華、松浦未南、和田薫、柿添まどか、竹内琉奈(ハンドボール部女子)=インカレ優勝、増田優一(DASH選抜アスリート)=BMX・W杯第4戦U-232位、籔田寿衣(同)=同第7戦U-23優勝
【加藤橘夫賞】1名
三原唯(教育学科・小学校教育コース)=学業成績全学1位
【スポーツ優秀賞】27名
下浦大輝(陸上競技部)、福塚美海、斉藤毅蓮、吉本匠吾(アダプテッド・スポーツ部)、太 田栞、左川楓(硬式野球部女子)、山田陽葉、阪口風花(ダンス部)、梅岡大祐、木太隆雅、木村翔太、谷貴文、今井寛人、泉本繁輝、大道滉平、古閑太一、高尾将吾、土佐竜眞(ハンドボール部男子)、川島芽依、竹内聖空(ハンドボール部女子)、堀由美恵(剣道部女子)、桂亜依(サッカー部女子)、阿部真優(なぎなた部)、原華澄、中瀬綺音、竹谷陸、五十川利心(陸上競技部)
【学業優秀賞】19名
津田明日翔、寺井捺貴、加藤未来、北村祥瑛、吉村帆、得田歩菜、井口世里菜、小立琉椰、藤原尚平(体育学部スポーツ教育学科)、福田萌乃、永野優希、宮本芽依、古宮帆乃香、小 林歩実、髙原巳和(体育学部健康・スポーツマネジメント学科)、山中彩友美、山下鉄平、小林千夏、中山楓子(教育学部教育学科)
【功績賞】6名
梶原七海(硬式野球部女子マネージャー)、古宮帆乃香(同主務)、森朱音(ハンドボール部女子主務)、井上あみる(同コーチ)、大樋歩希(同)、森國真夕(同)
【優秀論文賞】1名
前川賀洋(スポーツ科学研究科博士前期課程)
※博士後期課程を修了し、博士(スポーツ科学)の学位を授与される者
小笠原佑衣
横田文子
丸谷賢弘
=写真=
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