「和歌山県ゴールデンキッズ」のトレーニング合宿が3月9、10日、大阪体育大学で行われました。
和歌山県ゴールデンキッズは身体能力の高い子どもたちを選抜し、関係団体と連携・協力を図りながら、発達段階に応じたプログラムにより世界で活躍できる競技者の育成をめざす和歌山県独自の制度です。
5回目を数える本学での合宿には60名が参加し、開会式では梅林薫スポーツ局長が「大学の施設を存分に活用して、様々な体験をしてほしい」とあいさつしました。
参加した子どもたちは、まず初めに学内の施設を見学し、S&CルームやATルームの設備に圧倒されていました。
次に、専門機器を使用して体力を測定し、現在の能力を把握しました。測定結果は2日目にフィードバックし、一人ひとりが課題の発見につなげていました。
引き続き、テニスとハンドボールを体験しました。
学生も加わり、お手本を見せたりアドバイスを送ったりするなど、子どもたちとの触れ合いを大切にしながら指導していました。また、テニスコートの数やハンドボール専用体育館に驚いていました。
夕食後は、チームビルディングについて学びました。グループごとに活発な意見が飛び交い、学年を超えて協力し合う姿が印象的でした。
2日目は剣道とバスケットボールを体験。大学生が考案したプログラムが展開され、各会場は大いに盛り上がっていました。
今回の合宿では、クイズやワークショップを通じて、スポーツ栄養学についても学習しました。
閉会式では、「この合宿で得られた経験を、今後の活動に生かしてほしい」と梅林スポーツ局から激励の言葉が送られました。参加者からは「もう1日参加したかった」「来年もまた来たい」などの声が聞かれ、充実した2日間となりました。
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