東日本大震災の発生から13年となる3月11日、被災地で本学の学生が発生直後から継続している復興支援活動「サンライズキャンプ」が、日刊スポーツの人気コラム「寺尾で候」で紹介されました。
本学は大震災が発生した2011年、福島県から大阪に避難してきた子どもたちとキャンパスでのキャンプを通じて交流したことを契機に、翌年から福島県南相馬市のNPO法人と連携して毎年、学生を被災地に派遣。高齢者の体力を測定する「お元気度チェック」、子どもたちや地域の方とのスポーツ交流会など「体育大学だからこそできる」支援活動を継続し、2021年、南相馬市から感謝状をいただきました。学生にとってもお年寄りの健康指導管理、子どもへのスポーツ指導に関する授業などで得た知見を現場で実践する学びの機会となっています。
また、能登半島地震で被災した石川県七尾市、志賀町でも、昨年8~9月に南相馬市で支援活動をした学生を含むクラブ生ら40人が支援活動に取り組みました。
「寺尾で候」は日刊スポーツの名物編集委員、寺尾博和編集委員の人気コラムです。本学の南相馬市と能登半島での活動を紹介し、卒業後に多数が小中学校などで体育の先生になる本学の学生について、「未来の指導者が被災地と向き合う経験は、今後の社会に羽ばたいた後の人生にも生きるはずだ」としています。
<日刊スポーツ コラム>
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