「大学スポーツSDGs研修」として、KCAAキャリア シミュレーション・カードゲーム「FUTURE QUEST」を1月19日(金)に実施しました。
「FUTURE QUEST」は、大学生活の擬似体験カードゲームです。将来の目標に近づくために1年次から4年次までの学生生活をどのように過ごしていくべきか、グループの仲間と議論しながらゲーム形式で進級していくことで4年間を擬似体験します。
このカードゲームには、運動部に所属する40名の1年生と4名の2年生が参加しました。参加者は10グループに分かれ、それぞれに設定された卒業後の目標(職業、業種など)の達成を目指しました。このゲームでは、まず、1年次に学業、スポーツ、交友、資金に関するアクションカードを使って目標達成へ向けての行動を起こします。次に、その行動によって得られる成果や出来事を認識し、次学年でのアクションカード(行動)の選択を繰り返し、卒業までの学生生活を体験します。そして、卒業時に目標を達成できたのか否か、なぜ達成できたのか、なぜ達成できなかったのか、を振り返ります。
参加者アンケートからは、「将来に向けて必要な力やするべきことはどのようなことがあるのか改めて知ることが出来て良かった」「色々な人との会話を通じて、キャリアについて話すことができ、とても楽しく学べた」「思い描いている大学生活にするためには、しっかり自覚を持って周りにまどわされず進むことが大切と思った」などの感想が見られました。4年間という時間的制約のある学生生活を自ら充実させていくことの重要性を感じ取ることができたようです。
大学スポーツでは、さまざまな出来事や変化に直面する学生生活において、学生アスリートの「学生」として、「アスリート」として、そして「人」としての自己実現を支援する「デュアルキャリア」支援が重要です。本学では、キャリア支援センターやスポーツ局などの関連部署が連携して学生をしっかり支援しています。また、UNIVAS(大学スポーツ協会)とKCAA(大学スポーツコンソーシアムKANSAI)に加盟大学として活動し、大学スポーツ振興に邁進しています。今後も、学内外の「17:パートナーシップで目標を達成しよう」を推進して「4:質の高い教育をみんなに」を達成するために、学生生活の質の向上に努めていきます。
KCAAキャリア シミュレーション・カードゲーム「FUTURE QUEST」
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