9月13日から17日にかけて、広島県三次市の三次きんさいスタジアムで開催された「第9回WBSC女子野球ワールドカップ・グループB」で5戦全勝し、2024年にカナダ・サンダーベイで開かれるファイナルステージへの進出が決定した侍ジャパン女子代表。
大学の所属選手として唯一代表に選出された硬式野球部女子の白石美優選手(体育3年)に、改めてワールドカップグループステージを振り返ってもらいました。
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○硬式野球部女子 白石美優(しらいし・みう)選手○
京都・福知山成美高校出身。プロチームの京都フローラ、愛知ディオーネで計3年プレーし、2021年に本学に入学。その年の9月の全日本インカレ初優勝に貢献しました。ポジションはセンター。
——女子野球ワールドカップ・グループBを振り返って。
5戦全勝したのですが、レギュラーとして出る機会が少なく、チャンスが大事になってくることが多くて、代打・守備を大切にして取り組みました。
——2戦目の9月14日のフランス戦では、スタメン起用でヒットに犠牲フライにと活躍した。一方、9月15日のベネズエラ戦では、緊張の場面での代打起用にヒットで応えた。
ずっと準備をしていて、いつでも行けますとアピールしていました。フルスイングの結果ヒットになったので、チームにいい流れを持ってこられたかなと思います。
——侍ジャパン女子代表の“強さ”とは。
ピンチの時の底力をすごく感じました。ベネズエラ戦でも最初は負けていましたが、キャプテンの行くぞという一言で同点にもつながって、最終回に満塁という場面を作れたことは、日本の強みだなと思いました。
——3連覇を達成した第3回BFA女子野球アジアカップ(5月21日~6月1日、香港)との違いは。
アジアカップではコールド勝ちが多かったですが、今回は各国のレベルが上がっていたように感じました。また、日本の観客数が多かったので、そこはまた違う感じで戦えました。
——グループステージの日本開催については。
私自身は久しぶりの感覚で、女子プロ野球の時の感覚が戻ってきたと言いますか、ヒットを打ったり、いいプレーをしたりしたら歓声が上がるので、そういったところでもやりがいを感じました。野球少女にたくさん来てもらえたので、女子野球の認知度が少しでも上がったかなと思います。
——日本代表での経験をどう活かしたいか。
日本代表メンバーは、アップの時からしっかり取り組んで、手を抜くことがありません。そういったところもしっかり言葉にして、みんなに伝えていきたいなと思います。
——ワールドカップファイナルステージに向けて。
グループステージでは、自分が思うようなプレーができなかったので、そこでしっかり結果を出すために、今何をしないといけないかを考えながら、しっかり楽しめるように取り組んでいきたいです。
そして、クラブチームなども参加する第19回全日本女子硬式野球選手権大会(10月7日~11日、愛媛県松山市)で3位の成績を収め、大活躍の硬式野球部女子。クラブ紹介ページはこちら。
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