井出庸生文部科学副大臣が8月6日(日)、大阪体育大学を視察され、本学が全国に先駆けて取り組む運動部活動改革プロジェクトについて意見交換しました。
井出副大臣は6日朝、阪神甲子園球場で開催された第105回全国高等学校野球選手権記念大会の開会式に参列した後、本学を訪れました。
井出副大臣は文科省・スポーツ庁職員とともに意見交換会に参加し、「運動部活動の地域移行を進めていく中で、指導者をどう確保していくのかは大きなテーマです。この問題を研究されている皆さんに話をうかがい、今後の参考にしたいと思います」とあいさつ。学校法人浪商学園の福力稔専務理事があいさつし、植木章三副学長が大学の歴史や特色を紹介しました。
その後、運動部活動改革プロジェクト副リーダーの体育学部・成瀬雅巳教授(学校教育学)、滝沢洋平講師(体育科教育学)が、中学などで運動部活動の指導にあたる学生を育成する「グッドコーチ養成セミナー」、ソフトバンク社との「スポーツ指導におけるICT活用」連携協定、運動部活動指導に携わる人材を養成する社会人向けリカレント講座「運動部活動指導認定プログラム」などについて説明しました。
井出副大臣からは地域でのスポーツ指導に必要な資格取得に関わる費用面の問題や指導認定プログラムの1期生は受講終了後にどのような活動をするのかなどについて質問があり、予定の時間を超えて活発な議論となりました。最後に井出副大臣は「地域のスポーツや子どもの運動を巡る課題に、大阪体育大学が非常に先進的な取り組みをしていただいていることが伝わりました。ソフトバンクとの連携も大きな話題になると思います。文部科学省としては、この課題に志を高く持って取り組む一方で、国民の負担は低くて済むように勉強していきたい」と感想を述べました。
意見交換会の後、井出副大臣と一行は本学のS&Cルーム、アスレティックトレーニングルーム、体操競技専用フロア(第3体育館)を視察しました。
<本学の「運動部活動改革」関連ニュース>
グッドコーチ養成セミナー <1><2>
ソフトバンク社との「スポーツ指導におけるICT活用」連携協定 <1><2>
運動部活動指導認定プログラム <1><2><3>
体罰防止 <1><2>
日本部活動学会 <1>
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