日本最大規模のスポーツ・健康産業に関する国際的な総合展示会「SPORTEC2023」が8月2日(水)、東京ビッグサイトで始まり、大阪体育大学は2年連続でブースを出展しました。
スポルテックは2009年から開催され、世界中のスポーツ関係企業や自治体、スポーツコミッション、団体など約600団体が、最新製品・技術・サービス・研究成果を発表します。4日までの会期中に約4万5000人の来場が見込まれています。大学は本学をはじめ東京大学、早稲田大学、立命館大学など14大学ほどがブースを出展しています。実行委員長は本学の原田宗彦学長(日本スポーツツーリズム推進機構代表理事)が務めています。
本学は、ブースで大学院スポーツ科学研究科、運動部活動改革貢献事業、社会貢献事業、スポーツ科学サポート事業、大学スポーツ振興事業について大型ポスターで紹介。2、4日に教員によるセミナーを開催します。
2日は、開会式典が開かれ、実行委員長の原田学長が「たくさんの交流を通じて新しいイノベーションビジネスが生まれることを祈念しています」とあいさつし、来賓の方々とともにテープカットをしました。
本学のブースには来場者が続々と詰めかけ、ビジネスパーソンやメディア関係者、研究者が本学の研究活動やプロジェクトについて熱心にスタッフに質問していました。昨年は本学ブースへの訪問をきっかけに、本学とソフトバンク社による「スポーツ指導におけるICT活用」連携協定が締結されました。今年もスポルテックが新たな産官学連携のきっかけになることが期待されています。
また、原田学長は2日、「スポーツ産業拡大施策」と題した基調講演で、遠藤利明・自由民主党総務会長、牧原秀樹・自由民主党スポーツ立国調査会スポーツDXPT座長、桃井謙祐・スポーツ庁参事官(民間スポーツ担当)とともに登壇。今後、テクノロジーの活用でスポーツがさらにエンターテイメント産業化していくこと、eスポーツがメジャースポーツ化していくこと、スポーツによるまちづくりとスポーツツーリズムの発展が必要であることなどを解説しました。
さらに、2日は本学主催セミナー「トップアスリートのWell-beingを育む心理サポート」が開催され、土屋裕睦教授(スポーツ心理学)、菅生貴之教授(メンタルトレーニング)、小菅萌准教授(スポーツ心理学)が講演しました。
本学は4日に以下のセミナーを予定しています。
<主催セミナー 「スポーツ系大学のリスキリングで何を学ぶのか?」>
=4日(金)13:30~14:15 セミナーコード SPO‐J‐13
<講師>藤本淳也教授(スポーツマーケティング)
浜田拓教授・大学院スポーツ科学研究科長(運動生理学)
小林博隆准教授(体育科教育学)
篠田ゆりさん(アディダス・ジャパン勤務、大学院博士前期課程2年)
※原田学長は、4日(金)11:00~12:30、体育大学学長対談シンポジウム「スポーツ界の発展に貢献する体育大学の役割 学長が考える社会的インパクトとは?」(SPO‐A‐7)でも講師を務めます。
来場には事前登録が必要です。 こちら
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