全国の公立中学校約9300校の校長が加盟する全日本中学校長会の機関誌『中学校』6月号に、体育学部・中尾豊喜教授(学校教育学)が寄稿しています。
寄稿のテーマは「部活動を前提にしない、新たな中学校の魅力づくり」。部活動は2020年に文部科学省から地域移行の方針が示されましたが、中尾教授は「部活動は生徒の自己実現の一部を助け、社会性や自己指導能力を伸ばすなど、キャリア形成の手段として機能した」と部活動がこれまで担ってきた生徒指導上の役割を効果として強調しました。ところが、この役割は、本来、教育課程内を含めて全教員が実践することと示唆します。一部の教員によって実践され、部活動に依存した従前の学校教育の課題を指摘し、移行後の中学校への期待を述べています。
学内トピックス
2023.07.21
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