令和5年度大阪体育大学大学院・大阪体育大学入学式が4月1日(土)、大阪府泉佐野市のスターゲイトホテル関西エアポートで行われました。
入学生は、学部生が体育学部531名、教育学部141名の計672名、大学院生は博士後期課程4名、博士前期課程24名の計28名で、合計で700名です。
大学院スポーツ科学研究科は第32回、体育学部は第59回、教育学部は第9回の入学式となります。
昨年は、新型コロナウイルス感染症対策として、式典は2部制で実施されましたが、今年は4年ぶりに従来通り、新入生が一堂に会し、ご家族・関係者の方も参加して実施されました。
式では、入学生1人ひとりの氏名が読み上げられた後、原田宗彦学長が入学を許可しました。続いて原田学長が式辞を述べ、野田賢治・浪商学園理事長があいさつし、新入生を歓迎しました。
また、藤原敏司・熊取町長からご祝辞をいただきました。
その後、入学生を代表し、大学院・水谷莉子さん、体育学部・村上陽菜さん、教育学部・田中佳和さんが宣誓をしました。
最後に学歌を斉唱し、閉式しました。
【原田宗彦学長 式辞】
「NGH、ナショナル・グロス・ハピネスという、ブータンの国王が提唱された国民の総幸福量をはかる指標があります。先日の野球のWBCは国中を熱狂の渦に巻き込み、日本国民全体の幸福量、NGHを高めたと思います。チームは、スポーツが持つ力と素晴らしさを存分に示しました。皆さんは今日、人々を幸福にして社会を変える力を持つ、スポーツ・体育・教育を学ぶ大学に入学されました。ようこそ、大阪体育大学へ。大阪体育大学はスポーツを科学する総合大学で、皆さんの期待に応えるカリキュラムを備えています。大学での学びは義務ではなく、皆さんの権利です。キャンパスでの学生生活を楽しみながら、1分1秒を無駄にしない充実した、意味のある学生生活を送り、笑顔で卒業式・修了式に臨まれることを期待しています」
【野田賢治理事長 あいさつ】
「新入生の皆さん、ご入学誠におめでとうございます。大阪体育大学を含めた7つの教育機関を運営する浪商学園は、1921年に創立され、今年で102年になります。大阪体育大学は前回の東京オリンピック翌年の1965年、東京五輪の強化対策本部長を務め、後に日本人初のオリンピック平和賞を受賞する大島鎌吉先生を副学長に、後に日本体育学会会長を務める加藤橘夫先生を学部長として迎え、開学しました。当時のオリンピックやスポーツの最先端にいた2人が大学の基礎を築きました。2人の体育・スポーツに対する熱い思いが本学の教育の源で、それは60年近くたった今も色あせることなく進化し続けています。皆さんも伝統を受け継ぎ、大体大生としての自覚をもって日々研鑽をしてほしいと思います」
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