3月に大阪体育大学を卒業した教育学部4年生の志村直希(しむら・なおき)さんと出葉文加里(では・あかり)さんに、3月30日(木)、岸和田市消防本部から感謝状が贈られました。
2月1日午後8時半ごろ、岸和田市内の路上で倒れていた60歳代の男性を車で通りかかった市内に住む中村嘉孝さんが見つけ、消防に通報。近くを歩いていた志村さんと出葉さんが異変に気づいて現場に駆けつけ、2人で交代しながら胸骨圧迫(心臓マッサージ)などの心肺蘇生を行いました。
心筋梗塞を起こしたという男性は迅速な処置で一命を取り留め、2月末には社会復帰を果たしたということで、岸和田市消防本部の源勝利消防長は「他の模範となる救命活動で、その的確な処置に感謝します」と称え、男性は「助けていただいてありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えました。
4月から消防官の道に進む志村さんは「体が勝手に動いたという感じ。ライフセービング部で他のクラブへの指導も担ってきたので心肺蘇生の知識があり、やるしかないと思いました」と、教員の道に進む出葉さんは「怖くて震えながら処置を行ったのですが、命が助かって良かったです」と話していました。
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