令和4年度の第30回大学院修了式・第55回体育学部卒業式・第5回教育学部卒業式が3月17日(金)、大阪市北区梅田2のザ・リッツ・カールトン大阪で行われました。
修了生・卒業生は、大学院生は博士前期課程17名、博士後期課程5名、学部生は体育学部497名、教育学部129名で合わせて626名です。
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修了式・卒業式はこれまで新型コロナウイルス感染症対策として午前と午後の2部制でしたが、今年は一堂に会しました。また、家族・関係者の皆様は、今年もライブ配信を通じて見守るかたちになりました。
修了式・卒業式は、大学4年間の学びやクラブ活動などをまとめた思い出動画を鑑賞した後に開式。原田宗彦学長が博士後期課程の5名や博士前期課程と各コース代表の学生に学位記・卒業証書を授与し、スポーツや学業で優れた成績を収めた大島鎌吉賞、加藤橘夫賞などの88名を表彰しました。
原田学長は続いて式辞に臨み、「コロナ禍は価値観の変化をもたらし、私たちは健康の大切さをより強く意識するようになったことで、本学の卒業生が社会で活躍する機会が増えたと考えています。皆さんは学んだ知識や経験を総動員し、社会を幸せにする役割を担ってください」「皆さんに『美点凝視』という言葉を贈ります。その人のよい点や優れている点を見つけ、長所として認識するという意味で、人間はほめられることが大好きです。皆さんは新しい職場や学校で多くの人と交わりますが、上司や同僚、子どもたちの優れた点や良い点を見つけて相手に伝えてください。野球のWBCでチームジャパンの選手全員がお互いや相手選手をもリスペクトし、まさに『美点凝視』が優れたパフォーマンスを生んでいますが、そこにもスポーツの素晴らしさが凝縮されていると思います」などと卒業生に語りかけました。
記念品贈呈の後、送辞は、在学生を代表して北川亮介さん(体育学部3年)が務め、「先輩方の何事にも一生懸命取り組むパッションあふれる姿から勇気をもらい、いつも相談に乗っていただいて、心が折れそうな時も励ましていただきました。先輩方が私たちに示してくれた通り、これからは私たちが後輩を導いていきます」などと卒業生に感謝の言葉を送りました。
謝辞は、大学院総代・帯川きよらさん、体育学部総代・岡田菜月さん、教育学部総代・福田桜子さんが務め、それぞれ恩師への感謝の思いや社会人としての決意などを語りました。
その後、学歌を清聴して閉式しました。
また、各コースなどに分かれた伝達式では、修了生・卒業生一人ひとりにゼミの指導教員らから学位記・卒業証書が授与されました。
※表彰された学生は次の皆さん(敬称略)
【大島鎌吉賞】5名
岡田彩愛、下馬場燎、前田優、弓削春風(以上ハンドボール部女子)=全日本学生選手権優勝、岩崎立来(陸上競技部)=世界選手権出場
【加藤橘夫賞】3名
岡田菜月(体育学部スポーツ教育学科)、山崎麻弥(体育学部健康・スポーツマネジメント学科)、福田桜子(教育学部教育学科)=学業成績学科1位
【スポーツ優秀賞】49名
児玉湧生、溝渕聖乃、若杉太志、山本有耶、関野良紀、本多香琳(以上アダプテッド・スポーツ部)、河村匠、武眞大、野寄和哉、三輪大智、横山翔大、柳本龍士郎(以上サッカー部男子)、居場真奈美、小山莉穂、神門泰奈、樋口佳那子、宮本春花、的場望杏(以上サッカー部女子)、阿部智優、加藤こよみ、深谷夢乃(以上ダンス部)、小﨑かのん、清水梨子、髙橋彩花、戸田瑞希、井戸琴音、大城うらら、柴田茉央、土岡尚世、山根礼奈、吉田楓(以上軟式野球部女子)、大城勇太、梶山瑞生、下倉佑真、藤田響、松本瑞樹、矢村裕斗(以上ハンドボール部男子)、杉本七海、瀧石涼伽、立石恋菜、仲尾明日香(以上ハンドボ―ル部女子)、和田優希(ライフセービング部)、池上真太郎(剣道部)、谷崎未緒(柔道部)、柳川友紀(体操競技部)、末次仁志、秦康太、津田竜太朗、和田真琉(以上陸上競技部)
【学業優秀賞】21名
樋口佳那子、香川美海、藤原由規、溝渕聖乃、阿部智優、加藤よしの、下馬場燎、上田皓貴、礒村省吾、山本聖也(以上体育学部スポーツ教育学科)、的場望杏、井上果夢、下川健太郎、田丸拓也、木村朱里、湊一輝、黒田真史(以上体育学部健康・スポーツマネジメント学科)、森杏菜、柴田茉央、本多香琳、山根千咲(以上教育学部教育学科)
【功績賞】8名
福島隼人(学友会会長)、藤田茉那(サッカー部女子副務)、大岩知世、高山彩音、成松沙弥佳、横山さら(以上ハンド―ル部女子マネージャー)、志村直希、出葉文加里(以上教育学部、人命救助活動)
【優秀論文賞】2名
帯川きよら、請川光希(スポーツ科学研究科)
※博士後期課程を修了し、博士(スポーツ科学)の学位を授与された皆さん
ヘンダーソン・フレデリック・ジェームス・ベノワ
吉武将司
山田弥生子
冨永哲志
近藤みどり
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