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2022.12.30

「体罰コーチが過ちに気づいて涙を流すとき」~土屋教授が朝日新聞・中小路編集委員のインタビューに答えました

 大阪体育大学体育学部の土屋裕睦教授(スポーツ心理学)が、スポーツ指導者はどうすれば暴力と決別できるのかについて、朝日新聞・中小路徹編集委員のインタビューに答えました。
 <朝日新聞記事

 インタビューは大阪市立桜宮高校での男子バスケットボール部主将の自死から10年を機に実施されました。
記事で、土屋教授はこれからコーチになる学生について「大学ではカリキュラムが整い、学生への育成環境は整備されつつある」と話す一方、「体罰などに関する研修会を開催しても、『危険運転』のきらいのある、意識を高めてほしい指導者が参加しない」とし、研修会はそのような指導者が来やすいよう、「グッドコーチ養成セミナー」として実施するとしています。また、体罰をしたコーチを罰するのではなく、指導の中にある熱意や情熱といったポジティブな面に目を向けて、意識改革と同時にスキルアップの機会を作り出すことを重視しているとしています。

土屋教授は、文部科学省「スポーツ指導者の資質能力向上のための有識者会議」(タスクフォース)委員、日本オリンピック委員会スポーツ科学サポート部門員などを務め、スポーツ庁からの受託事業として体罰やハラスメントなどとは無縁な良き指導者「グッドコーチ」の育成に取り組み、本学では中学生の運動部活動指導を希望する学生を対象にした「グッドコーチ養成セミナー」を実施しています。

土屋教授研究業績

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