ボッチャ世界選手権(12月、ブラジル・リオデジャネイロ)のBC4個人で金メダルを獲得したアダプテッド・スポーツ部の内田峻介選手(教育2年)が帰国し、野田賢治理事長、原田宗彦学長に優勝報告しました。
内田選手は世界選手権初出場。金メダル獲得は日本選手として世界選手権史上初となる快挙でした。世界選手権までは世界ランキングでランク外でしたが、一気に7位となりました。
また、アダプテッド・スポーツ部監督の曽根裕二准教授は急成長の背景として、本学のスポーツカウンセリングルームで受けた心理サポートを挙げています。
内田選手は野田理事長、原田学長に金メダルを見せ、1月21~22日に愛知県豊田市で行われる日本選手権大会に向けて意気込みを語っていました。
<内田選手の金メダル獲得の感想や次の大会に向けた抱負は以下の通りです>
――改めて金メダルの感想は
うれしい。今まで練習してきたことが体現できた大会でした。大会前から出場選手全員が世界ランキングを持ち、自分だけがノーランカー。全員が格上ということは分かっていたので、チャレンジ精神を持って挑んだことが結果につながりました。試合では、アプローチ(寄せ)が狙い通りにでき、相手のコースを潰すことができました。すべての技が決まるほど、調子が良かった。
――ベスト4となったペア戦について
助け、助けられ良い戦いができました。理想的な戦い方でしたが、メダルが取れなかったことは悔やまれます。しかし、世界との差がないことを体感できたことは収穫。ペアでもメダルを狙いに行けると感じています。
――1月21~22日の日本選手権に向けて
世界で勝って日本で負けるわけにはいかず、気を引き締めて臨みます。追われる立場になり、すべての選手は自分を倒しに来る。立場が変わっても挑戦する気持ちを忘れずに挑んで優勝したい。
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