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2022.12.01

岡崎ゼミが「夢プロジェクト」~山あいの小学校とオンライン・ボッチャ交流会

 教育学部の岡崎ゼミの学生が11月30日、愛媛県の小規模小学校2校とオンライン・ボッチャ交流会を開催しました。
<記事は写真下に続きます>

カメラの前でボッチャを実演するゼミ生。2小学校の児童はスクリーンに映し出された

 交流会は「学生〝夢〟プロジェクト」として、岡崎均教授(ICT教育等)のゼミ生が企画。愛媛県西予市の山間部にある大野ケ原、惣川両小学校の教室と本学の第6体育館多目的アリーナをオンラインで結んで実施されました。
 「学生〝夢〟プロジェクト」は学生が主体となって企画・実行する取り組みです。学生の積極的な社会参画を図り、知的好奇心や豊かな創造力、優れたリーダー性、高い実行力、協調性を培い、智・徳・体を修め社会に奉仕する大体大生を育成します。
 交流会の狙いは、児童にとっては、遠く離れた大学の学生とオンラインで交流し、パラスポーツの楽しさを味わい、多様性を尊重する社会について考えることなどです。ゼミ生にとっても、ほぼ全員が小学校教員を目指していて、小規模校での授業のあり方や子どもの姿、教師の仕事について体験的学びを深める意味があります。
 この日は、本学と両校の教室がスクリーンに映し出され、惣川小学校の児童が「大阪体育大学の皆さんと会えることを楽しみにしていて、きのうの夜はあまり眠れなかったです」とあいさつして交流会がスタート。岡崎ゼミの学生と両校の児童が1人ずつ自己紹介した後、ゼミ生2人がカメラの前でボッチャを実演してルールを説明しました。続いて両小学校の児童がボールを投げ、プレーを楽しみました。ボールを投げる様子がスクリーンに映し出され、ゼミ生から声援やアドバイスが送られました。
 その後、12月の世界ボッチャ選手権(ブラジル)に出場するアダプテッド・スポーツ部の内田峻介選手(教育2年)がアプローチなどアスリートの技を披露し、児童も挑戦。最後に両校の児童が感想を発表して、会は終了しました。
 岡崎ゼミの学生は来年3月、両校を訪問して対面で交流する予定です。
 司会を務めた西口翔輝さん(3年)は「オンラインを利用して遠くの山間部の小学校の児童たちとスポーツで交流できて良かった。体育大学生として、スポーツの楽しさを子どもたちに伝えていきたい」と交流会を振り返っていました。

アスリートの技を披露する内田峻介選手


岡崎ゼミの学生と内田選手(右下)

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