セーリング競技のレーザー(ILCA)級全日本選手権が11月18~20日に神奈川県・江の島で行われ、レーザーラジアル(ILCA6)級で本学大学院博士前期課程2年の冨部柚三子(とんべ・ゆみこ)さんが総合・女子優勝を果たしました。そして、来年の世界選手権および五輪プレ大会の出場権を獲得し、2024年パリ五輪代表に向けて前進しました。
冨部さんは世界各国の選手が集まるスペインのセーリングアカデミーと江の島を拠点に活動する一方、大学院スポーツ科学研究科のオンライン講義と長期履修制度を活用し、スポーツ心理学を研究しています。
今年2月には来年のアジア大会(中国・杭州)の日本代表に内定しています。
<冨部さんの話>
今大会は2023年に行われるオリンピックテストイベント、世界選手権の選考会に指定されていました。これらの大会の出場権を得られたことはパリオリンピックに向けて大きな躍進になりました。また世界に挑戦する身として、国内の大会では負けてはいけないというプレッシャーがある中、大学院で学んだスポーツ心理学の知識や研究内容を思い返し、3日間の7レースを戦い抜いてトップに立てたことをとても嬉しく思っています。
この後も海外合宿や遠征が続きますが、引き続き心と身体をトレーニングして、オリンピック出場に向けて準備していきたいと思います。
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