大阪体育大学大学院スポーツマーケティング研究室(藤本淳也教授)は今年から年1回、日本のラクロス関係者の価値観や意識に関する大規模なマーケティングリサーチを日本ラクロス協会とともに実施します。
ラクロスは1987年、日本ラクロス協会(JLA)が設立され、全国で男女約350チームが活動し、国内の競技人口は約1万6000人。2025、26年の世界大会の日本誘致と、2028年ロサンゼルス五輪での競技化を目指しています。
ラクロスをより発展させるためには、スポーツ競技としてだけではなく、文化・コミュニティとしての価値を高め、社会に発信していくことが重要で、JLAは「そのためにはラクロスコミュニティが今何を感じ、考えているのかを正しく理解することが必要」としています。
マーケティングリサーチを年1回定期的に実施することで、JLAの事業の立案、実行、検証のプロセスの質を向上させていきます。
調査は、対象はJLAの現会員と元会員で、オンラインによるアンケート形式です。
<大学院スポーツマーケティング研究室 藤本淳也教授コメント>
この度、日本ラクロス協会(JLA)が実施する「ラクロス統計調査」に連携協力の機会をいただきましたこと、大変うれしく思います。スポーツマーケティングは、スポーツ組織のステークホルダーを分析して課題を見える化する科学であり、そのエビデンスを基に未来の価値創造に取り組む実践です。本研究室は、長年にわたりプロスポーツ、企業スポーツ、大学スポーツなど多くのスポーツ組織と連携協力し、ステークホルダー分析に取り組んできました。その経験値をJLAと共有し、日本ラクロス界の未来の価値創造と発展、そしてラクロッサーのWell-being向上に貢献できるよう努めて参ります。
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