春のオープンキャンパスを3月19日(土)、様々な感染防止対策を取ったうえで熊取キャンパスで開催しました。
<記事は写真下に続きます>
オープンキャンパスには、高校生や保護者の方約150人が参加されました。
メーン会場のD号館では大教室で説明会があり、教育学部教育学科3年の小茂池夏実さんが司会を務めました。前島悦子副学長(スポーツ医学)がウェルカムスピーチに臨み、「大阪体育大学は健康とスポーツを科学する大学です。本日は体験授業やキャンパスツアーなどを通じて、リアルな大体大を感じていただくことを期待しています」とあいさつしました。
続いて、体育学部の学びなど概要についてスポーツ教育学科コーチ教育コースの松尾元太講師(サッカー)が説明しました。松尾講師は本学卒業後Jリーグ・名古屋グランパスエイトに進み、現在は部員200名を超えるサッカー部男子の監督を務めています。松尾講師はサッカー部から教員やJリーガー、トレーナー、企業など様々な道に進んだ学生が、どの授業でどのような学びを得たのかなどを説明。「本学では、クラブの指導者は主に専門の教員が務め、学業やプライベートもサポートしている。強豪クラブの監督は外部から招く大学が多い中で、全国的にみても本学の大きな特徴といえる」「人を育てるスペシャリストが大体大には数多くいることをお伝えしたい」と語りました。
教育学部については、神山真一講師(教育学)が、「教育学部は定員約140人に対して選任教員が20人と多く少人数指導が特色」「教員は学校現場の経験者のほか教育委員会に所属した人が多く、これらの経験を指導に生かしている」などと説明。さらに、現在の小学校教育コース、保健体育教育コース、これらに加えて選択できる特別支援教育コースのほか、4つ目のコースとして、2023年4月から幼児教育コースの新設を予定していることも伝えました(開設時期が変更になる場合があります)。
説明会が終わると、様々なイベントが一斉にスタートしました。
体験イベントの「スポーツ科学を体験しよう」は研究施設で開催されました。バイオメカニクス実験室では、参加者は、トレッドミル上でランニングをしてキック力などを測定したほか、超音波エコーを使って自分の筋肉の画像を確かめました。総合実験室では、参加者は足立哲司教授(トレーニング科学)の指導で気温40度、湿度80%に設定された環境制御室内を体験した後、低酸素トレーニングの様子を見学。自分の筋肉量、脂肪量などの体組成を測定しました。
体験授業も開催。体育学部は「レクリエーション 体験型チームビルディング」がテーマで、健康・スポーツマネジメント学科スポーツマネジメントコースの伊原久美子准教授(野外教育)、同コースの徳田真彦講師(野外教育)が指導。参加者は数人ずつのチームを作り、ボルダリングとASEを体験しました。教育学部は「どうする?楽しい理科授業!?~教師の腕の見せ所~」がテーマで、参加者は理科室で神山講師の授業を受けました。
キャンパスツアーでは、学生がガイド役を務め、参加者は2007年大阪世界陸上で米国代表が事前合宿した陸上競技場、人工芝ラグビー場として世界で初公認されたラグビー場などの各スポーツ施設や、最新鋭のトレーニングマシンが並ぶS&C(ストレングス・アンド・コンディショニング)ルームなどを見学しました。
個別相談のコーナーでは、授業やクラブ、入試のことなど様々な質問が寄せられ、スタッフがアドバイスしていました。
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