高梨沙羅選手が北京五輪のノルディックスキー・ジャンプ混合団体でスーツ検査後失格になり、試合後、自身のインスタグラムに謝罪の言葉と真っ黒な画像を投稿しました。
投稿は、「チームのみんなのメダルのチャンスを奪ってしまった」とし、「私の失格のせいでみんなの人生を変えてしまった」と謝罪の言葉を連ねています。
高梨選手には、「あなたは悪くない」などと擁護する声が数多く寄せられています。
近年、国際オリンピック委員会(IOC)はSNSについて選手による投稿を推奨し、高梨選手を含めて多くの選手が積極的に利用していますが、その一方で東京五輪では多数の選手のSNSに誹謗中傷が殺到し、SNSのあり方は五輪の大きな課題になっています。
大阪体育大学体育学部の菅生貴之教授(スポーツ心理学)は毎日新聞の検証記事で「今後、同様の事態があった時に、SNSでの謝罪が必ずやらないといけない『通過儀礼』にならないでほしい」と語っています。
メディア
2022.02.10
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