大学院では、翌年の1月24日(月)まで毎週月曜日4時限目に15回に渡って博士前期課程の学生を対象としたスポーツ科学セミナーを開催しています。
第11回目は、日本スポーツ振興センター スポーツ研究部の安藤良介先生を迎え「HPSC/JISSにおける研究-支援のサイクルの実際」のタイトルで講義を行いました。
<記事は下へ続きます>
講義の中で、「機械学習を用いたスポーツアナリスト支援(卓球)」について事例を紹介されました。
現場の課題である、対戦相手の対策として選手に関連する試合の動画を4本程度は、見せたいが時間が足りない状況を支援するために、1試合を30分ぐらいにまとめられる機械学習ソフトを企業と開発、共同研究をされました。結果、汗を拭く、ボール取りに行くなど、いらないシーンを除くことができるアプリが完成し、すでに実用化しているそうです。
最後に「JISSは成果を求められるが、今後HPSC/JISS内外から日本のハイパフォーマンススポーツを支える人材が出てくれると嬉しいです。」と締めくくられました。
来週は、日本スポーツ振興センター スポーツメディカルセンター所属の實宝希祥先生による「メディカルセンター心理グループの活動:コロナ禍から東京2020オリンピック」です。實宝先生は、本大学院の修了生でもあります。興味のある方は大学院事務室までお問合せください。
BACK
社会貢献・附置施設
BACK