大阪体育大学、ロート製薬、泉佐野市の地域DMO「泉佐野シティプロモーション推進協議会」がコラボした「健康増進モニターツアー」が11月27~28日の1泊2日、泉佐野市内で行われ、モニターツアー客15人が市内の各所を巡りました。
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このツアーは「健康増進やウェルビーイングにつながるコンテンツが豊富にあるまち・泉佐野」のイメージ醸成などを目的に3者で共同企画され、今年9月、観光庁から「地域の観光資源の磨き上げを通じた域内連携促進に向けた実証事業」に採択されました。
本学は、「研究・実践・人材の力を活かして地域社会の活性化に貢献する拠点となる」ことを目指し、これまで地元の各自治体と連携した地域活性化・健康増進事業に取り組んできました。健康増進ツアーでは、冨山浩三・体育学部教授(スポーツマネジメント)が中心になり、運動、レクリエーション、栄養などを担当。また、ロート製薬は泉佐野市内に国際医療施設「メディカルりんくうポート」を開設しており、健康チェックや測定結果に応じたアドバイスなどを実施しました。
参加者は27日朝、南海電鉄なんば駅から特急ラピートに乗車。車内では冨山ゼミの学生らが泉佐野市にちなんだ三択クイズを実施。「市の公式キャラクターのイヌナキンは、どれ」「関西国際空港の英字3文字の空港コードは」などの問題をボードで元気よく出して、大いに盛り上がりました。
一行は泉佐野市に着くと、メディカルりんくうポート内の「りんくうウェルビナステーション」で、自分の毛細血管の画像などを見ながら健康チェックやアドバイスを受け、いずみさの関空マリーナで地元の食材を使ったイタリアンの昼食の後、クルージングを楽しみ、糖化と酸化を避ける食生活などについての講義を受けました。
続いて、メディカルりんくうポートに戻り、本学卒業生でヨガインストラクターの池田有美さんとともにヨガを体験しました。冨山研究室の助手の小田美幸さんが友金明香・体育学部准教授(体力学)監修のウォーキングを指導。参加者は冨山ゼミの学生8人とともに夕暮れの大阪湾を臨みながらリレーなどを楽しんだ後、それぞれの目標心拍数を計算しました。
宿泊先のスターゲイトホテル関西エアポートでは、岡村浩嗣・体育学部教授(スポーツ栄養学)研究室の北口瑞生さんが岡村教授監修の「食事と運動」について話し、ツアーで消費するエネルギー量、夕食のカロリーなどについて解説した後、地元の食材をふんだんに使った会席料理を楽しみました。
2日目は泉州アグリで泉州ブランド野菜の収穫を体験し、「日本唯一の枕の神社」とされる日根神社での安眠祈願などのほか、犬鳴山七宝龍寺へのトレッキングを実施。参加者は徳田真彦・体育学部講師(野外教育)の指導を受けました。犬鳴温泉から片道約40分程度のトレッキングコースは紅葉が見頃で、「ウォーキング」に「自然」のエッセンスをプラスした「トレッキング」を楽しみました。七宝龍寺では、護摩を焚いての祈願をしていただき、スピリチュアルな部分での健康増進についても体験しました。
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