大阪体育大学の学園祭「第54回雨山祭」が10月31日(日)、様々な新型コロナウイルス感染症対策を取り、熊取キャンパスで開催されました。
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コロナ禍2年目となる雨山祭は、参加者を学生・教職員に限り、期間を昨年と同様に2日から1日に短縮し、検温、消毒、ソーシャルディスタンスの確保のほか、のど自慢大会でマイクを1人1本用意するなどの対策を取ったうえで、昨年より内容を拡大し午前10時~午後6時のスケジュールで熊取キャンパスを会場に実施し、一部の模様はオンラインで紹介しました。
テーマは「ReStart(リスタート)」。コロナ禍で学生生活が大きな影響を受けている中で、「再びスタートしよう」という強い思いを込めました。
雨山祭は熊取町内にある山の名前から名付けられました。
午前中は、第4体育館で「ボッチャ」と「ゴールボール」が行われ、事前に参加申込みをしていた学生がゲームを体験し、それぞれの競技の魅力を体感しました。ボッチャは、日本代表強化選手の内田峻介さん(教育学部1年)と東京パラリンピックで日本代表コーチを務めた曽根裕二准教授がデモンストレーションを行い、投げる時のポイントなどを説明しました。また、特別企画として「東京オリ・パラ関係者インタビュー」があり、内田峻介さんがボッチャの魅力や、パラリンピック開会式で聖火の最終点火者を務めた際に感じたこと、今後の目標などについて実行委員からの質問に答えました。
午後は、屋外のステージで、「のど自慢大会」「仮装コンテスト」「ビンゴ大会」や、ダブルダッチ部によるパフォーマンスが披露され、大いに盛り上がりました。
最後に、雨山祭実行委員全員がステージに上がり、運営に関わった感想を一言ずつ話しました。「この雨山祭で仲間とつながり、また多くの人とも関わり、何ものにも代えがたい経験ができました」と感極まって涙を流す学生もいました。終了後、実行委員長の田澤良多さん(体育学部スポーツ教育学科2年)は、「昨年は新型コロナウィルス感染症の影響で参加者も少なかったが、今年は事前に雨山祭のお知らせを掲示できたこともあり、予想を上回る参加者数でした。緊急事態宣言が発出され、途中まで雨山祭が開催できないと思っていましたが、無事開催できて本当にうれしい。また、雨山祭は伝統ある行事なので、後輩へ引き継いでいけることが出来てよかった」と話していました。
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