3月31日をもって任期満了で退任する岩上安孝学長の最終講話が3月18日(木)、L号館201教室で行われました。
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岩上学長は群馬県出身。高崎高校から東京教育大(現筑波大)を卒業。和歌山県保健体育課長、文部省(現文部科学省)体育局競技スポーツ課長、国立スポーツ科学センター(JISS)長、ナショナルトレーニングセンター施設長などを歴任しました。
2014年2月に大阪体育大学副学長、4月に第8代学長に就任。2015年の開学50周年各種事業や教育学部創設、大体大ビジョン2024の策定、DASHプロジェクト、2018年のスポーツ局設置などに取り組みました。
最終講話で、岩上学長は文科省時代に関わったJリーグ創設(1993年)、サッカーW杯招致(2002年)、大阪五輪招致活動、大阪世界陸上(2007年)の運営や各五輪大会、JISS時代などを振り返り、「人生のストーリーは、決められたシナリオを歩いているのかどうか分からない。最後の旅路は大阪体育大学との縁だった」と話しました。
学長としての7年間について開学50周年や健康福祉学部の廃止、教育学部の立ち上げなどを「皆さんに支えられてここまで来た」としつつ、スポーツ局について「大学自体の骨組みをモデルチェンジしないと、前には進めないと思い創設した。大学の発展の起爆剤になるのではないか」と強調。本学の更なる発展に向けて、「大学は高度な専門家集団だが、まとめ役がなかなか見つからないところがある。本学のアピールポイントやシンボルは何か、先生方は再考していただき、つぼみの新入生が4年後の卒業時は、より大きく花開く大学にしてほしい」と会場の教職員に呼びかけた。
講話の後、元副学長の福田芳則名誉教授が「大学の50年の歴史と伝統を重んじながら新たな風を吹かせ、未来につながる基盤を作った」、淵本隆文副学長は「お言葉をしっかり受け止めて大学を運営したい。7年間ありがとうございました」と感謝の言葉を述べ、花束や記念の品が贈られました。
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