今年7月に迫った東京五輪の開催に世論調査などで懐疑的な意見が高まっていることについて、菅生(すごう)貴之教授(スポーツ心理学)が選手の心理への影響を、1月3日付け毎日新聞朝刊の検証記事で解説しました。
菅生教授は 体育学部スポーツ教育学科のスポーツ心理・カウンセリングコース所属。日本スポーツ心理学会認定のスポーツメンタルトレーニング上級指導士で、日本オリンピック委員会(JOC)強化スタッフ(医・科学スタッフ)として、五輪を目指す選手らをサポートしています。
菅生教授は検証記事の最後で、「『五輪などやっている場合じゃない』という声が選手らに少しずつ影響を与えている。そんなボディーブローが続けば、選手の大きなダメージになる」と選手への悪影響を懸念しています。
そのうえで、「五輪への機運を醸成していくには、遠回りでもスポーツ界が一体となり、スポーツの価値を訴え続けていく必要がある」と指摘しました。
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