ハンド部女子 決勝へ
日本選手権準決勝 ソニーに32ー24
大学勢34年ぶりVの歴史的快挙に王手
第72回日本ハンドボール選手権大会(女子の部)は12月26日、金沢市のいしかわ総合スポーツセンターで準決勝が行われ、大阪体育大学ハンドボール部女子は日本リーグ(JHL)のソニーセミコンダクタマニュファクチャリングと対戦。32―24(前半16-12、後半16-12)で勝ち、27日13時からの決勝で、北國銀行と対戦することが決まりました。
<記事は下に続きます>
大体大の決勝進出は、昨年以来2年連続。昨年は、大体大卒業生が主力の北國銀行に27-29で惜敗しており、雪辱の場で初優勝を目指します。
また、日本選手権での大学勢の優勝は男女を通じて1986年の東京女子体育大学以降はなく、34年ぶりの歴史的快挙を目指します。
試合前、楠本繁生監督は「今日の相手はコートプレーヤー6人のうち5人が大体大の卒業生。力はうちより上回っている。(前日の準々決勝で第二延長までもつれこみ)選手たちはかなり疲労がたまっているが、チャレンジ精神でぶつかっていくだけ」と話していました。
しかし、試合は中山佳穂選手、主将の相澤菜月選手らが得点を重ね、前半で16-12とリード。後半も主導権を握り続けて8点の大差をつけました。
中山佳穂選手は「最初はシュートを決めなくてはと硬くなっていたが、歩数を減らす工夫をしてシュートが決まるようになった」と試合を振り返り、「今日の勝利は、やっとここまで来れたんだという気持ち。コロナで試合ができず、こういう場があって本当にうれしい。明日は応援してくれる人に感動と元気を与えられる試合をしたい」と決勝に向けて気持ちを高めていました。
また、楠本監督も「今年はコロナで公式戦がなく、下級生を育てきれずにほとんど4年生のチームになった。明日は勝ち負けよりも、4年間の集大成として思う存分プレーしてほしい」と決勝を見据えていました。
準決勝第一試合は北國銀行が35-23で三重バイオレットアイリスを降しています。
決勝は、ユーチューブ 日本ハンドボール協会公式チャンネルでインターネットライブ中継されます。
BACK
社会貢献・附置施設
BACK