企業就活支援講座「就職のプロが語る! 就活を勝ち抜くための本音」が11月18日のお昼休みに、企業の採用担当者が参加してオンライン会議のZOOMで開かれました。
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18日の新聞各紙の朝刊1面で「大卒内定率70%割れ リーマンに次ぐ下落幅」と報じられるなど、大学生の就職活動は新型コロナの影響で不透明になっています。しかし、大阪体育大学キャリア支援センターでは、これから就活に挑む3年生を主な対象に企業就活支援講座として5月以降来年3月まで、20近い講座を用意するなど、手厚い支援で高い就職実績を挙げています。
この日は、専門総合商社「日伝」人事部の福島良企さんが学生約20人にレクチャー。2021年卒の求人倍率は全体で1・53倍あっても従業員5000人以上の企業に限ると0・60倍の狭き門になること、就活では消費者向けの広告を出して知名度の高い消費財メーカー・商社だけでなく、企業相手の中間財、生産財を扱う「BtoB」のメーカー、商社にも優良企業が多く、目を向けるべきであることなどを説明しました。
さらに、約10日前に本学で就活イベントに参加した感想として「就活に対する準備がオンラインの影響もあり、昨年などより遅れている」と厳しく指摘。そのうえで、企業訪問時のアドバイスとして、社会人の基本としてのメールチェックや会社の受付、社員へのあいさつ、ビジネスシーンにふさわしい身だしなみなどを説明しました。
また、オンライン就活での注意事項として、通信環境などの準備はもちろん、バーチャル背景は使用できない場合もあること、ウェブカメラの角度や照明について解説し、「オンライン面接は企業の場所を地図で確認する必要もなく、その気軽さにだまされがち。楽さに負けず、対面と同じだけの準備をして臨んでほしい」と強調しました。
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