大阪体育大学の学園祭「第53回雨山祭」が10月25日、様々な新型コロナウイルス感染症対策を取ったうえで熊取キャンパスで開催されました。
ソーシャルディスタンスを保ち雨山祭を楽しむ学生と教職員
雨山祭は感染拡大の影響で開催が危ぶまれましたが、学生による実行委員会が「雨山祭を通して会場でのコロナ対策を呼びかけることで、学生全体のコロナに対する意識の底上げも図れる」として開催を検討。参加者を学生・教職員に限り、期間を例年の2日から1日に短縮するなど規模を縮小し、検温、消毒、ソーシャルディスタンスの確保のほか、のど自慢大会でマイクを1人1本用意するなどの対策を取って実施されました。
「雨山」は熊取町にある、ハイキングコースなどが整備された山です。
当日はお昼前から夕方までの短時間の開催でしたが、クイズ大会やのど自慢大会などで盛り上がりました。
終了のあいさつでは、コロナ対策などに奔走した実行委員会総括の中谷一輝さん(教育学部4年)らが感極まって舞台上で涙を流す場面も。中谷さんは終了後、「コロナの影響で開催すら危ぶまれ、感染症対策の準備もあって本当に苦労しましたが、実行委員会と教職員で力をあわせて開催し、伝統を後輩に繋ぐことができました。新入生から『初めて大学生らしいイベントに参加できて嬉しかった』と言ってもらえ、ほっとしています」と話していました。
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