運動が得意な子どもも苦手な子どもも障がいのある子どもも、一緒になってスポーツを楽しむ第18期の「子ども運動教室」が10月1日、第6体育館多目的アリーナで始まり、3歳から小学3年生の約60名(A、Bグループ各30名)が学生とともに様々なレクリエーション活動を楽しみました。
子ども運動教室は12月まで5回にわたり、子どもと学生スタッフが1対1のペアになって、なわ運動、マット運動、ボール投げなどに取り組みます。教育学部の金子勝司教授(レクリエーション)が2012年、運動が苦手な子どもや障がいのある子どもにスポーツをする機会を提供し、同時に学生が学内で社会活動に参加する場をつくることなどを目的に始めました。次第に参加者も増え、今年度は抽選で約2倍の倍率です。
スタッフは教育、体育両学部の学生約80名。第1回の教室で子どもとペアになり、相性を見極めたうえで、12月の第5回まで同じペアを組んで子どもをケアします。金子教授は「学生にとって、教室の前後に保護者と『お子さんの体調はどうですか』などと会話を重ね、ペアになった子どもに合ったプログラムを考えるなど、学びの重要な機会になっている」と話します。
例年は4月から前後期で各10回実施しています。今年は新型コロナウイルス感染症の拡大のため、感染防止対策を十分に取り、回数、参加者とも例年の半分での実施になりました。
第1回の教室では、2グループに分かれて時間をずらし、縄跳び、フラフープくぐり、輪投げなどに挑戦し、子どもたちの歓声と学生の励ましの声がアリーナに響きました。
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