大阪体育大学大学院は、今年度も博士前期課程の大学院生を対象に、授業の一環として外部講師をお迎えして「2020年度スポーツ科学セミナー」(月曜日4限目、C201教室)を開催します。第1回は、スポーツライターである谷口輝世子先生をお迎えし、「なぜ、子どものスポーツを見ていると力が入るのか:世界から見た日本のスポーツ環境」というテーマで、アメリカからGoogle meetを使用し、講義していただきました。
受講生19名に加え、博士前期課程の2年生、博士後期課程、本学教職員も多数参加しました。
アメリカ在住の谷口先生がアメリカの子どもたちのスポーツ事情や体罰の現状を90分の講義で詳しく語られました。アメリカでは保護者とコーチとの間にガイドラインがあり、コーチが不適切な行為をすると、体罰の度合いによっては警察が介入し、コーチの氏名がホームページにも公開される仕組みになっていることなどが説明され、講義終了後は質問が数多く寄せられ、活発なセミナーになりました。
スポーツ科学セミナーは来年1月まで15回開催されます。来週(10/5)の第2回は立命館大学准教授の上田憲嗣先生による「動作コオーディネーションの理論と児童期の運動指導のあり方」です。興味のある方は、大学院事務室までお問い合わせください。
2020年度 スポーツ科学セミナー開講日程(月曜・4時限目、C201教室)
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