新型コロナウイルス感染症の拡大のため目標にしていた大会が中止になり、やる気がなくなったモチベーションダウンをどう乗り越えるか。スポーツメンタルトレーニング上級指導士として多数のプロ選手や五輪代表を指導している土屋裕睦・体育学部教授(スポーツ心理学)と研究室の大学院生の取り組みが、テレビ大阪の「やさしいニュース」で紹介されました。
土屋教授は大会がなくなったら「がっかりしたらいい」と語ります。「それを認めたうえで、じゃあ、何をしたらいいか。目の前の目標がなくなったが、その後の目標が全部なくなったわけではない」と続けます。
番組では、4連覇をかけた全国大会がなくなって意気消沈したクラブの学生らに「夢のような」から「今シーズン」までの5段階の目標を書いてもらいました。また、81分割されたマス目の中央に目標を書き、目標を達成するためのプロセスや課題で周囲のマス目を埋めていく「マンダラート」に取り組み、講習後にやる気が戻った学生の声を紹介しました。土屋教授は「いま嘆いていてもいい。ピンチをチャンスに変えるテクニックをみてもらった」と解説しています。
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