オープンキャンパス2020が8月9日、熊取キャンパスで1、2日に続いて開催され、多くの高校生や保護者の方が参加されました。
「大学概要説明」では、岡村浩嗣体育学部長が東京五輪翌年の1965年、東京五輪選手強化対策本部長の大島鎌吉氏らを迎えて関西初の体育大学として開学した歴史などを解説しました。体育学部の特長として、実技科目やスポーツ科学の専門科目が充実している点や、体育学部生の数多くが教員を目指すため教員免許関連科目も多いこと、各コースで様々な免許・資格が取れることなどが説明されました。
植木章三教育学部長は創設6年目と若い教育学部について、125名の定員に専任21名を含む総勢70名の教員がおり、力のある教員を現場に送り出すために必要な、学校現場や教育行政に通じた人員を確保していると語りました。1~4年次で学校現場に直接入って実践的な学びをすることや、教職支援センターの模擬面接など手厚いバックアップ、教育学部独自の教員採用対策セミナーなどの成果で、2020年度の教員採用試験では教育学部で延べ42名が現役合格したと報告しました。
続く「就職状況説明」では、キャリア支援センターのスタッフが消防官就職率の全国1位など就職率は体育学部が96・8%、教育学部が97・2%と高いことを説明。キャリア支援プログラムとして昼休みの学内セミナーなどで19年度に181回、企業などを招いたセミナー・イベントを実施し、保護者に学生の単位取得の状況や進路に関する面談結果などを報告する保護者会を2019年度は全国12地区で開催したことなどが報告されました。
教職支援センターのスタッフからは、2019年度の両学部の教員採用試験現役合格者は、現役が延べ47名で既卒者を含めると約100名だったと報告されました。本学の特長として本学OBで校長経験者のスタッフ2名が中心になって模擬面接を徹底している点や、決して勉強が得意でなかった学生も学習支援室などが粘り強くサポートして合格に導いてきた体制などを紹介。本学出身の校長、教頭が大阪府立学校百数十校で21名に及び、教育界で同窓生が多いことなども紹介されました。
「入試説明」では、本学の6種類の選抜方法について説明がありました。
このほか、キャンパスツアーや、個別相談にも多くの方が参加されました。
ホームページでは、「動画で見る!ウェブ・オープンキャンパス」も現在、実施中です。
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