コロナ禍で試合に出場できない高校生アスリートの進路を支援する「スポーツを止めるな」活動が注目を集めています。選手のプレー動画に「#〇〇〇(競技名)を止めるな2020」を付けてSNSに投稿する仕組みで、活動はラグビーから多競技に広がっているそうです。
この活動を深く取材した産経新聞の記事で、本学ラグビー部で選手採用を担当する久門大朗チームディレクター(TD)の見解が紹介されています。久門TDは例年、全国各地の大会や有力校の練習を視察していますが、地方や選手が15人に満たない高校の生徒などの情報の把握には限界がありました。動画について「普段足が運べない高校や地域の選手の映像が見られる。こんな子がいたんだという発見があった」と記事で評価しています。
コロナ禍はスポーツや社会に大きな制約を及ぼす一方で、在宅勤務の進展など変革の契機にもなっています。久門TDは「地方や少人数のクラブの選手でもスポットが当たるこの取り組みは、コロナ禍が収束しても定着してほしい」と新たな可能性に期待しています。
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