陸上長距離界に旋風を起こしている米ナイキ社の「厚底シューズ」について、梅垣明美・体育学部教授(スポーツ倫理学など)の「行きすぎには制御必要」と題した見解が13日の毎日新聞全国版朝刊のオピニオン面「論点」で紹介されました。
梅垣教授は実業団の強豪陸上部の監督、シューズ工房代表とともにこの問題を論じました。世界陸連が厚底シューズに関するルールを作ったことで選手同士の公平性は担保されたとしたうえで、過去の記録との公平性が保たれずに違和感があるとしています。
さらに、企業の販売促進を求める論理と選手の記録向上への欲求が結びついて開発が行き過ぎた場合はコントロールする必要があると主張。問われているのは「スポーツとは何か」で、生身の人間が努力の成果を競い合うことがスポーツだと論じています。
記事のURLは以下の通りです。
https://mainichi.jp/articles/20200313/ddm/004/070/013000c
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