男子柔道部監督の生田秀和・体育学部准教授がこのほど、文部科学大臣賞を受賞しました。
この賞は、世界規模のスポーツ競技会で優秀な成績を収めた選手や指導で特に貢献があった指導者に贈られます。生田准教授は2018年の第18回アジア競技大会(インドネシア)での男子柔道コーチとしての指導が評価されました。日本男子は個人戦で金2銀2銅1、男女混合団体で金1のメダルを獲得しました。
生田准教授は神奈川・桐蔭学園高、筑波大、ALSOKで選手、コーチを務め、2013年から全日本柔道連盟ジュニア強化コーチ。2016年リオデジャネイロ五輪後はシニアの指導も兼務しています。文部科学大臣賞はジュニアの国際大会の指導で2015、16年、ユニバーシアードの指導で18年にも受賞しており、今回で4回目です。
昨年4月、元々教員志望だったこともあり、本学の准教授に就任し、男子柔道部監督も務めています。男子柔道部は昨年、無差別団体戦の全日本学生柔道優勝大会に出場しました。
生田准教授は受賞を「とてもうれしく励みになる」と振り返ったうえで、今後の抱負について「大学の柔道部は重量級の選手が少ないが、軽量級のスピードを生かして学生をインカレに出場させたい。ナショナルチームはジュニアコーチとして、24年パリ、28年ロサンゼルス五輪に向けた強化をし、東京五輪の盛り上がりを次代につなげたい」と話しています。
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