大学院生を対象に授業の一環として、外部講師をお迎えして開催している「スポーツ科学セミナー」も今年度も残り4回となりました。第11回目は、日本体育大学教授 杉田正明先生をお迎えし、「トップアスリートから学ぶコンディショニングの理論と実践」というテーマで講義していただきました。
日々のトレーニングをより効果的に行うためには、コンディショニング(体調管理・体調チェック)、トレーニング(効果的なトレーニング)、リカバリー(疲労回復・食事・睡眠)がとても重要であり、その中でも睡眠は、とくに大切であるそうです。就寝前の4時間の間にスマートフォンなどを使用するとメラトニンというホルモンの分泌が抑制され、入眠までに時間がかかるため体のリカバリーに影響を及ぼします。試合の1週間前は睡眠前にスマートフォンなどの使用を控え通常の睡眠(平均7時間)時間を延長することでパフォーマンス効果が期待されます。また強高度のスポーツほど充分すぎるほど睡眠が大切で、夜の睡眠が充分に取れないのであれば昼寝を取り入れてもよいと推奨されておりました。
来週(12/23)、今年最後のスポーツ科学セミナーは、大阪大学 医学系研究科 助教の近田彰治先生による「オーバーヘッドスポーツにおける肩複合体の動き」です。興味のある方は、大学院事務室までお問合せください。
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