和歌山県教育委員会の宮﨑泉教育長が17日、本学を訪れ、教員を志す学生ら約60人に「和歌山で教員として働きませんか」と呼びかけられました。
和歌山県では、令和3年度の教員採用試験(来年6~8月ごろ実施予定)から、遠隔地からでも受験しやすいように試験日程を計5日間から4日間に短縮したり、1次試験で面接をなくしたりするなどの変更が予定されています。
講演の冒頭で宮﨑教育長が「これまで教育長が大学を訪問することはあまりありませんでしたが、トップセールスのために来ました」とあいさつしたように、教育長自ら大学で呼びかけることは異例。この日は民放テレビ局のクルーも取材に来られました。
宮﨑教育長は教員の勤務時間について「子どもと向き合う時間やその準備の時間は大切ですが、それ以外の時間はなるべく削っていきます」と説明し、「先輩の教員に何でも相談できるように地域ごとに教科研究会を数多く作りたい」などと熱弁をふるいました。
このほか、教員採用試験の変更などについて説明があり、宮﨑教育長は「学生たちの熱心な顔を見ることができて良かったです」と感想を述べました。
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