大阪体育大学大学院は、今年度も博士前期課程の大学院生を対象に授業の一環として、外部講師をお迎えして「スポーツ科学セミナー」(月曜日、4限目、C201教室)を開催します。第8回目は、国立スポーツ科学センター研究員 松井陽子先生をお迎えし、「HPSC/JISSにおける国際競技力向上に向けた戦略的強化支援」というテーマで講義していただきました。
松井先生は、トリノオリンピックでスキー競技エアリアルのコーチを務めた経験をお持ちで、今回はJSC日本スポーツ振興センターの内容についてのセミナーでした。JSCは、TOTOスポーツくじの運営の財源各簿法律の整備、間もなく完成する新国立競技場などの施設管理をはじめ、2013年には東京オリンピック・パラリンピックの招致運動もJSCが担当しました。セミナーの中で、「今までに日本は成果主義のため競技団体の成績によっては予算が少なくスポンサー等の支援が乏しいところもあるが、今後は成績に応じた予算をつけ将来に向けて計画力があればJSCがサポートする」と力強い言葉をいただきました。
来週(12/2)のスポーツ科学セミナーは、国立スポーツ科学センター研究員の井上なぎさ先生による「トップスポーツ選手に対する栄養サポート-バドミントン日本代表チームを例に-」です。井上先生は本大学院の修了生です。興味のある方は大学院事務室までお問合せください。
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2019.11.29
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