研究施設

RESEARCH INSTITUTION

FACILITIES

時代をリードする体育・スポーツの指導者育成を目指す大阪体育大学。各施設には最新の学習・研究を可能にするハイテク設備を整えています。研究実験棟・教室棟には、総合実験室・バイオメカニクス実験室・スポーツ心理学実験室など最先端の機器がそろっています。

総合実験室
 総合実験室は、運動生理学、環境生理学、トレー ニング科学の実験拠点であり、教育および研究施 設として利用されています。特に注目すべきは、室温 5℃~45℃、湿度30~80%、酸素濃度20.9%~ を自在にコントロールできる常圧型低酸素仕様の 環 境 制 御 室 があり 、その 室 内 には 、最 高 速 度 600m/分の傾斜角30%の高性能トレッドミルを 設置しています。その他にも、全身持久力やエネ ルギー代謝測定を行うための呼気ガス分析器や ローイングエルゴメーター、自転車エルゴメーターなどあら ゆる運動負荷装置が完備され、呼吸・循環および代 謝系の生体反応にアプローチできる総合的な実験 施設です。
バイオメカニクス実験室
 バイオメカニクス実験室では、光学式カメラを用いたスポーツ動作の測定だけではなく、 骨や筋腱など内部の形態や力発揮の情報も超音波筋腱撮像装置(エコー)や筋電計、力量計を用いたリアルタイムフィードバックによる動作チェックが可能です。また、磁気刺激や誘発筋電装置、荷重調整装置を用いて、運動学習やトレーニングに関する脳や末梢神経系の効果を測定することができます。
スポーツ心理学実験室
スポーツ心理学実験室(B332-333)には、スポーツ活動に関するヒトの心理・生理・行 動面を多角的に測定できる実験環境を整備しています。運動中の思考や感情などの精神 活動を生体情報を利用して検討することが可能で、中枢神経系や末梢神経系などの電気 的生理学的活動を測定するための脳波計・多用途生体記憶装置(ポリグラフ)や非観血 式連続血圧計等が設置されています。また、ストレス・ホルモンを解析する装置や、眼球 運動の測定装置なども備え、運動制御・運動学習、イメージ、感情、動機づけなど、アス リートの心理を読み解く研究に取り組める実験室です。
生理・生化学・動物実験室
運動生理・スポーツ医学的研究を行うため、スポーツ医学実験室、生化学実験室、生理実験室、動物実験室などの多様な実験室が完備。
社会調査室
スポーツ・レジャー・レクリエーション参加やスポーツ観戦などの行動分析、プレゼンテーション資料の作成など、社会現象を調査・分析します。
走査型電子顕微鏡室
体育学及びスポーツ医学領域で、脈管系・呼吸器系・皮膚・筋神経系などの組織形態学研究に、走査型電子顕微鏡が有効です。
画像分析室
動画からの座標読み取りシステムを設置。デジタル化された画像分析装置によって、スポーツ技術の分析を行います。
コーチング系実験室
 スポーツコーチングの現場では、それぞれのスポーツ種目における専門的なトレーニン グの一つとして「理論」や「戦術」を理解しイメージすることが重要です。コーチング系研究室とコーチ教育コースでは、各実験室にさまざまな分析装置を整備。ゲーム、画像の分 析を行うゲームブレーカーをはじめ、クラブ活動の戦術ミーティングでも使用される「ビッグパッド」を設置。PC画面や動画を映写したボード上で書き込みやパソコン操作が可能 です。インターネットや動画、画像分析の環境も完備しています。

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