令和5年度 第18期還暦同窓会の報告
〝花の十八期生〟のうたげは、夜が更けるまで続いた。北は宮城から、南は九州まで。ついに還暦の区切りを迎えた「第18期生」の90人が、千里阪急ホテルに大集合。冒頭で幹事の関岡裕史(アメリカンフットボール)が「みんな頑張って生きて、ここに再会できました。今日は素晴らしい時間にしましょう」とカンパーイ!!
久々の再会に最初こそぎこちなかったが、お上品な場が崩れるのに時間はかからなかった。ふさふさだった髪の毛も今は昔、てっぺんが寂しく、無残にも突き出たお腹...。筋肉痛の毎日だった青春時代。在学した22歳当時の卒業写真が映し出されて、ここまで重ねてきた年輪をしみじみとなつかしんだ。
我々が生きたのはバブルだった。あれから40年近くが過ぎた。その都度有志で集まったときは、カメラマンが撮影してくれたスナップ写真を回したものだが、今ではスマホで瞬時にアルバムが出来上がった。それも時の流れを痛感する現実だった。ただいくら年をとっても、「絆」という名のハートの熱さは変わらなかった。
今回の幹事は関岡裕史氏に、折元洋己氏(アメリカンフットボール)、廣岡成典氏(サッカー)、堀 良隆氏(野球)、長島 慎氏(野球)廣岡祐美子氏(旧姓天野・体操部)、玉川久根氏(トランポリン)、樋口幸代氏の8人。二次会は「カフェ コロッチ」に移動してマイクをとった。
みんなで歌ったのは、ユーミンの「あの日にかえりたい」...。この一瞬だけは、それぞれが汗と、泥と、涙にくれた〝あの日〟に帰ったのだ。
(寺尾博和・野球部)