ランニングのエネルギー消費量はウォーキングの2倍!
ウォーキングはどちらか一方の足が必ず地面に接地しているのに対し、ランニングは両足が同時に地面から離れる瞬間があり、これがウォーキングとランニングの違いです。
1kmのウォーキングで消費するエネルギー量は体重の半分で、ランニングでは体重分のエネルギーを消費します。
例えば、体重60kgの人が1km歩いた場合30kcalの消費で、走った場合は60kcalの消費となります。
マラソンペースの魅力
マラソンに関しては様々な研究がなされてきています。フルマラソン完走者で35kmの壁を経験された方がいらっしゃるかもしれません。
この原因の一つに、体内のグリコーゲンを使い切ってしまったためにおきたスタミナ切れが考えられます。
すなわち、フルマラソンは体内に蓄えた糖質のみでは走り切れず、脂肪も効率よくエネルギーに変換しならが走ることが重要になってきます。
脂肪をエネルギーとして使うのは安静時から最大酸素摂取量の50%強度までです。
そして、この強度でのトレーニングを継続することで、エリートランナーにおいては最大酸素摂取量の70~80%までは糖の代わりに脂肪をエネルギーとして使えることも可能となってきます。
最大酸素摂取量の50%強度はフルマラソンの走行スピードとほぼ一致します。
かつこの強度の運動はメタボリックシンドロームの予防・改善に効果があることも様々な研究で明らかになっています。
メタボ改善からフルマラソン完走まで同じ運動強度が魅力です。