障がい者のスポーツ参加

障がい者のスポーツ

障がいのない人はスポーツをやった方が良いが、障がいのある人はスポーツをやらなければならない。(ハインツ・フライ:車いすマラソン世界記録保持者)

パラリンピックのゴールは「スポーツを通しての共生社会の実現」です。障がいがある人もない人も障がい者のスポーツを楽しむことで、「工夫」や「公平」や「多様性」を身につけることができると実感しています。

既存のスポーツは、決まったルールに合わせてプレイする必要があり、障がいのある人が楽しむことが困難な場合が少なくありません。そこで我々はスポーツのルールを実施者の実態に適応させる「アダプテッド・スポーツ」の手法を用います。

障がいのある人たちのスポーツを考える時には、「できないこと」ではなく「できること」に注目します。
こんな道具を使ったらできそう、ルールをアレンジしたら楽しめそう、一緒にやったら成功しそう。を大切に想像力豊かにスポーツを創造します。

教育学部 教授
大学院 スポーツ科学研究科 アダプテッド・スポーツ

植木 章三

専門分野:公衆衛生学、応用健康科学、アダプテッド・スポーツ科学、応用老年学

既存のスポーツは、決まったルールに合わせてプレイする必要があり、障がいのある人が楽しむことが困難な場合が少なくありません。そこで我々はスポーツのルールを実施者の実態に適応させる「アダプテッド・スポーツ」の手法を用います。