障がいのない人はスポーツをやった方が良いが、障がいのある人はスポーツをやらなければならない。(ハインツ・フライ:車いすマラソン世界記録保持者)
パラリンピックのゴールは「スポーツを通しての共生社会の実現」です。障がいがある人もない人も障がい者のスポーツを楽しむことで、「工夫」や「公平」や「多様性」を身につけることができると実感しています。
既存のスポーツは、決まったルールに合わせてプレイする必要があり、障がいのある人が楽しむことが困難な場合が少なくありません。そこで我々はスポーツのルールを実施者の実態に適応させる「アダプテッド・スポーツ」の手法を用います。
障がいのある人たちのスポーツを考える時には、「できないこと」ではなく「できること」に注目します。
こんな道具を使ったらできそう、ルールをアレンジしたら楽しめそう、一緒にやったら成功しそう。を大切に想像力豊かにスポーツを創造します。